あらすじ
明日からまた前を向く1日目を始めればいいって。そう言ってやりたい。言い続けてやりたい。
永浦家へ連れられてきた新次が、耕治や亜哉子、龍己の前で長い間抱えてきた思いを打ち明ける。
離れてその姿を見ていた百音と未知。
そこへ突然現れた亮が、父の姿を見てある行動を起こす・・・。
立ち直らない宣言
新次さんが目を覚ましました。
耕治さん、亜哉子さん、龍己さんに囲まれてずっと抱えてきた思いを口にします。
このところはお酒をやめて病院にも通って。仕事(土木)もきっちりやって。お金も少しずつだけど返済してる。
立ち直りの気配を見せていた新次さん。
龍己さんは酒でも飲まないとやってられないことでもあったのか聞きますが。
新次さんは「違います。」ときっぱり。
では。何が。
「5年って長いですか?」(新次さん)
(・д・)ぇ?
お前まだそんな状況かよとあっちこっちで言われるけど。
でもずーっと自分はどん底で何も変わらないと言う新次さん。
そこへやって来たりょーちん。離れて新次さん達を見ていた百音がりょーちんに気付きます。
そんな新次さんにも嬉しいことがあった。それは他ならぬりょーちんからの電話。
メカジキを50本あげた。明日港に戻るから見に来てよという子どものような発言ともう子どもじゃない声。
自分に似て筋がいいのかもなんて思ったりして。でも。
「それを。喋る相手が。話す相手がいないんだ。」(新次さん)
ワ━━━━。°(゚´Д`゚)°。━━━━ン!!!!
一緒に飲みながら親馬鹿だなって笑える美波さんがいない。気付いたら家があった場所に戻ってた。
毎回迷惑かけてゴメンと耕治さんに謝る新次さん。
美波さんの喪失・・・5年経た今でもそこから進むことができない新次さん。
もうさ。誰も何も言えんよ。この状況。
そこに今まで黙って状況を見ていたりょーちんが行動を起こす。
「よっしゃ。一曲歌うか。」
・・・え???
カラオケを持ち出そうとして。(結果止められてカラオケ機器は出さなかったけど)
美波さんの十八番だった「かもめはかもめ」を歌うりょーちん。
・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。痛い痛い痛い。
りょーちんの明るく場を変えようとする行動も。かと言って変われるはずのない新次さんの気持ちも。
何回見ても胃がきりきりとするこの場面。
りょーちんは美波さんのメッセージが残った携帯を手に取り投げつけようとする。(耕治さんがとめた)
その携帯をりょーちんから奪い返した新次さんが叫ぶ。
「俺は立ち直らねぇよ。絶対に立ち直らねぇよ!!」
・・・もうどうしたらいいの🤦♂️🤦♀️🤦♂️
同じ方向を見てるみーちゃん
その日の晩。
みーちゃんがカキの研究をしているところへ通りかかった百音。
前から多分聞きたかったんだろう。
百音はみーちゃんが大学へは行かず水産試験場を目指したことについて聞きます。
「りょーちんと同じ海の・・・」(百音)
「違うよ。」(みーちゃん)
みーちゃん、百音が全部言い終わる前にかぶせて否定したね(^_^;)
でも。たとえ違うとしても。
「みーちゃんはりょーちんと同じ方向を見てる。それってりょーちんはすっごい心強いと思うよ。」(百音)
みーちゃんは「違うって言ってるのに~~~」な反応だけど。ちょっと嬉しそうな感じ。
寄り添う2人
一方、耕治さんと亜哉子さん。
亜哉子さんだからこそ新次さんは病院に行ってくれた。本当に助かったと感謝する耕治さん。
今回のこともあって結局何にも・・・となる亜哉子さんだけど。
亜哉子さん、そんなことないよ。病院へ行った、動けた事実だけでも大きいと思うの。
「たぶんあいつ。これから先何度も同じことをするよ。」(耕治さん)
酒はやめると言いながら飲んでまた今日みたいになる。
それでも今日飲んでしまったなら。明日からまた前を向く1日目を始めればいい。
そう自分は言い続けてやりたい。
耕治さんの発言も泣けるけど。力強く頷いて見つめる亜哉子さんの表情も素敵。
必然的に付き合わせることになるけどと申し訳なさを見せる耕治さんに。
幼馴染3人の問題にしないでよと亜哉子さん。
「わたしは仲間外れ?」(亜哉子さん)
わざと膨れっ面を見せる亜哉子さん。
いや~ん(*∩ω∩)可愛い
何も解決してないしひょっとしたら永遠に解決しない問題かもしれないけど。
耕治さんと亜哉子さんのナイスニコイチな姿に少し救われた気分。
まとめ
「5年って長いですか?」にガツンと頭を殴れらたようなショックを受けて。
「俺は絶対立ち直らねぇ」にどうすりゃいいのさと頭を抱えた第39話。
前回38話でも事あるごとにしんどい、しんどい言ってたけど。
今回は菅波先生のようなお笑い(←本人は至って真剣です)もないのでひたすらしんどい。
救いは耕治さんと亜哉子さんの新次さんに対する寄り添い方。
新次さん、というか及川家に落ちた影は大きすぎるけどこれからも色々と出てくるんだろうなぁ。
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