あらすじ
ですがわたしは気象予報士です。少なくとも気象のことはわかります。
2019年クリスマス。
自然を前に自分の無力さを痛感する百音へ菅波はメッセージで発破をかける。
2020年お正月。
天気図を見ていた百音は、亮が海から戻って来る日の気仙沼周辺の天気が荒れ海も大しけになることに気づく。
漁協の滋郎へ「漁に出ている船は戻るよう伝えてほしい」と百音はお願いするがー。
ビターなクリスマス
菅波先生からの電話に出ることができなかった百音・・・の続きから始まる第108話冒頭。
菅波先生「あれ?出ない?」と病院で不思議顔。
百音は携帯を手に取りメッセージを打つ。電話に出れなかった理由はー。
「声を聞くと、考えがまとまらないまま、先生にぶつけてしまいそうなので、今は一人で、考えてみようと思います。」(百音)
…..φ(・ω・`)ナルホド
先生はこのメッセージで百音に”何かが起きた”ことを把握したね。
さらにメッセージを続ける百音。
顔が見える人のために仕事がしたいと地元へ戻った。でも、いま自分がしていることは目の前の人たちを落胆させることばかり。
自分は雨を降らせることはできないし。海風を吹かせて魚が集まる冷たい海流へ引き寄せることもできない。
せめて解決策をと思うけれど次にどうすればいいか示すこともできない。
「自然を前にして、やはり無力です。」(百音)
百音のメッセージを読んで天井方向を見上げる先生。
うんうん。難しいよね。この返し。
心折れてる彼女をどうやってフォローする!??
百音に届いた先生からの返信はー。
「自分で選んだんでしょう」(菅波先生)
( ‘ω’)ファッ!!?
「それとも東京に戻りますか?」
きっつ━━Σค(°ㅅ°ค(°ㅅ°ค(°ㅅ°;)ค━━!!
わかる。わかるよ。意図は。
先生はきっとこう言うと百音は逆に奮起するタイプと考えた上での返信なんでしょう。
(でもさ。落ち込んだ恋人にかける言葉としてはそれどうよと思っちゃうわけ💦)
先生のメッセージを読んだ百音の眉間に皺が😅 そして先生への返信。
「わたしはここにいます」(百音)
目論見どおり(?)百音からの力強い返事キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
メッセージを返したあとに百音がこぼした涙は・・・負けるもんか!ってところだろうか。
この2人らしいやり取り。ちょっとほろ苦いけどとても好きです。
でも。クリスマスの日の恋人同士にしてはややハードなので(;’∀’)。も少し甘いやり取りも欲しいです!!
2020年突入!
「あけましておめでとうございます。2020年になりました。」(語り)
つ・い・に!2020年に突入しちゃった💦!!
リアルタイム鑑賞時には結構ひやひやした記憶(この年からコロナ禍なもんで)。
新年最初の舞台は喫茶シベリア。(元日営業お疲れ様です)
今日も黄色系のセーターで待ってるみーちゃん(珍しくアップスタイル)。
そして今日も遅れてやって来るりょーちん。
・・・相変わらずだね(;´∀`)
りょーちんは明日2日から船乗るんか。戻りは翌3日の昼過ぎ。大漁で稼げるといいね。
「亮くんが。海から戻ったら。話したいことがある。」(みーちゃん)
おう。みーちゃん、踏み込む決意をしたか。頑張れ。
「わかった。ちゃんと話す。」(りょーちん)
ほ・ん・ま・やな?? 約束は守れよ(`□´)!
セカンドオピニオンは大切
そのりょーちんが戻ってくる1月3日になりました。
<11時15分>
天気図を見る百音。そこには日本列島を通過する低気圧の存在が。
やっぱ気になる。そう呟いた百音が電話を掛けた先はー。
「はい。ウェザーエキスパーツ野坂です。」
会社でした。
しかも出たのが野坂さん。お久しぶりでーす∩(´∀`)∩ワァイ♪
百音が気になったのは日本海を進む低気圧の予測と実況にズレが見られること。
太平洋側にも低気圧が発生するのでは? 他の気象予報士の見解も聞きたかったと。
太平洋側に新しく低気圧が発生した場合、今夜にかけて東北地方に影響が出てきそう。
三が日で外出してる人も多いし、それなら早めに注意喚起を出したい百音。
しかし、ここで問題が。11時発表の気象庁の予想と食い違う。
「ラジオで不特定多数の人に独自予報出すってなると。やっぱり根拠が明確じゃないと。」(野坂さん)
夕方17時の気象庁の最新予報を待てないかという野坂さんに。午後13時に出る気象庁の資料を軸にした予想ならラジオで出して問題ないか。それなら13時半には情報を出せると百音。
「3時間半の差は大きいです。」(百音)
このあたりの落としどころを見つけるやり取りがおもしろい。
さて。その13時になりまして。
そういやりょーちんが海から戻ってくるのは3日の”昼過ぎ”と言ってたけど・・・大丈夫だよね!?
(わざわざ回想挟んできてるのがなんか嫌な予感💦)
<13時06分>
最新の気象庁の資料が百音の予測と合致した!
「こっちも同じ見解。放送出していいと思う。」(野坂さん)
<13時30分>
予定を変更しラジオで最新の気象情報を伝える百音。
関東付近に新たに発生する低気圧の影響を受け夜遅くに掛けて気仙沼市は荒天模様。
風速15メートル以上の強い風。外海は4メール以上のしけとなる。
ということで注意が必要な皆さんへ個別に連絡を入れる百音。
そして次に百音が電話を掛けた先は・・・漁協の滋郎さん。
今夜の海上が大しけになる可能性を踏まえてまだ沖へ出ている船に「今すぐ戻るように連絡してもらえませんか」とお願いする百音。
「何回も言ってるでしょう。漁場での判断は船頭がするの。」(滋郎さん)
それに漁協だって今の時代アナログな勘と経験にすべてを頼ってるわけではなく。当然最新の気象情報も取り入れて漁をやっているんです。滋朗さんの意見も真っ当なもの。
百音は「そのシステムの情報が更新されるのは数時間後で・・・」と掴んでいるさらに最新の情報からお願いするわけだけど「しつこい」と電話切られちゃった😣
百音、しぶといと評される
まぁ。電話が駄目なら現地へ乗り込むのが永浦百音さんですよね🤣
急須を持って( ˙࿁˙ )ポカーンと佇む滋郎さんの顔🤣🤣
<14時02分>
改めて滋郎さん達へ今夜の海上の大しけ予報を説明する百音。
自分は漁業の素人だし船のこともわからない。でも気象のことはわかる。
今夜の三陸沖は危険だと予測できる。船の航行は困難になる。転覆の恐れもある。
何もできないと嘆くしかなかった百音が「わたしは気象予報士です」と立ち向かって行く姿に胸熱🥹
「いやー。ほんとにあんた。しぶといな。」(滋郎さん)
(しぶといと言われ思わず笑っちゃう百音に。何が面白いの?とわからない滋郎さんのプチコントが地味にツボるんだけどそれはさておき)
しつこいと全然相手にしてくれなかった滋郎さんだけど・・・百音のアワビの開口日予想が当たっていたことを思い出して。とりあえず「無線流しとくか」と少し態度が軟化。
全面的に信用されたわけじゃない。それでもこれも大きな一歩だよね!!
まとめ
自分の無力さに心折れた百音を復活させたのはやはり菅波先生だった!
しかし、あの返しはきっつい。
百音の性格を理解して選んだ言葉だとわかっていても。あれ恋人に言われたら普通へこむかな(^_^;)
しかも感情が読みづらい文字だけのやり取り。あれで喧嘩にならないの本当にすごいなと。
そして久々に登場した野坂さんの安心感!
気仙沼編になってからどうしても百音の孤軍奮闘が目立ってたから(1人営業所だから仕方ないけど)。仲間がいるってやっぱいいなぁと安堵😌
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