2022年5月。
関西から朝ドラ「おかえりモネ」の舞台となった宮城県気仙沼市・登米市を訪ねました。
ペーパードライバーかつ一人旅のため車移動不可、公共交通機関のみを利用して駆け抜けた3泊4日の行動履歴。
交通費や宿泊費、現地で使った費用などもまとめました。
旅のスタイル
まずは今回の旅行の形について。
●時期:2022年5月6日(金)~5月9日(月)
●期間:3泊4日
●人数:女性1名
●出発地:大阪市
●目的地:宮城県登米市、気仙沼市
●宿泊地:登米(1日目)、大島(2日目)、気仙沼(3日目)
●現地移動手段:高速バス(仙台→登米)、BRT(登米→気仙沼)、JR大船渡線・東北新幹線(気仙沼→仙台)、市民バス(登米・気仙沼/大島内の移動)
大阪から宮城への移動は飛行機です(伊丹空港⇔仙台空港)。
気仙沼→仙台は当初、仙台→登米と同じく高速バスを考えていたんですが事故渋滞で約75分遅延する結果になったため、もしもの遅延リスクを想定して新幹線移動に切り替えました。
行動履歴
振り返ってみたところこんな感じで動いておりました。
※料金は2022年5月時点、税込価格です。
※着時間は時刻表記載の定刻もしくはおおよその時刻です。
■1日目
時間 | 場所 | 料金 | 補足 |
6:10(着6:35) | 新大阪駅1階 正面口1番のりば | 空港リムジンバス 510円 | ※ICカード〇 |
6:50 | ル・パン神戸北野 伊丹空港店 | 朝食代 715円 | |
8:00(着9:15) | 大阪伊丹空港 離陸 | 22,740円(往復) | 45日前まで購入の割引運賃 |
9:29(着9:56) | 仙台空港 出発 | 仙台空港アクセス線 661円 | ※ICカード〇 |
10:35 | 仙台駅32番乗り場(旧さくら野前) | 高速バス 1,300円 | 仙台~とよま(明治村)線 ※予約不要、現金支払可(ICカード×) |
13:45 | ➀寺池園 | 土日祝10~15時 200円 | 高速バス「とよま明治村」停留所から徒歩15分弱 |
14:15 | ②伝統芸能伝承館 森舞台 | 9時~16時30分 200円 | ①寺池園から徒歩約10分 |
14:47 | ③武家屋敷通り | 無料 | |
15:00 | ④北上川 | 無料 | |
15:30 | ⑤教育資料館 | 9時~16時30分 400円 | |
16:00 | ④北上川(再) | 無料 | |
17:15(着18:08) | 登米三日町 | 市民バス登米線 100円 | 登米三日町~登米市役所 ※ICカード× |
18:20 | ホテルルートイン登米 | 2食付(夕朝) 6,930円 | 登米市役所から徒歩10分弱 |
■2日目
時間 | 場所 | 料金 | 補足 |
7:55 | ホテルルートイン登米 出発 | ||
8:55~ | 長沼フートピア公園内 ⑥登米市長沼ボート場クラブハウス ⑦オランダ風車 ⑧「おかえりモネ」展(ふるさと館) | 無料 | ⑥クラブハウスは駐車場から外観のみ見学可能 |
12:23(着13:08) | 登米市役所 | 市民バス津山線 100円 | 登米市役所~柳津元町 ※ICカード× |
13:35 | 北上川河川歴史公園 | 無料 | 柳津元町バス停から徒歩約30分 |
13:45 | ⑨鴇波水門 | 無料 | 北上川河川歴史公園駐車場から徒歩5分程度 |
14:40 | ⑩JR柳津駅 | 無料 | ドラマ内では「桃津駅」 |
15:12(着17:02) | ⑪JR気仙沼線BRT | 1,170円 | 柳津駅~気仙沼駅 ※ICカード〇 |
17:10(着17:39) | 気仙沼駅前 | 市民バス大島線 580円 | 気仙沼駅前~亀山入口 ※ICカード× |
17:53 | 休暇村 気仙沼大島 | 2食付(夕朝) 19,000円 | 亀山入口バス停から徒歩15分弱 |
■3日目
時間 | 場所 | 料金 | 補足 |
5:55 | ⑫田中浜 | 無料 | |
9:30 | ⑫田中浜(再) | 無料 | |
10:30 | ⑬気仙沼大島ウェルカム・ターミナル | 無料 | 遊覧船の発着場、飲食店やお土産物売り場もあり |
11:53(着12:16) | 浦の浜(大島ウェルカム・ターミナル) | 市民バス大島線 520円 | 浦の浜(大島ウェルカム・ターミナル)~気仙沼市役所前 ※ICカード× |
12:23 | ⑭武山米店 | 無料(外観) | 気仙沼市役所前から徒歩5分強 |
12:35 | ⑮PIER7 | 無料 | ⑬武山米店から徒歩5分強 |
13:00 | アンカーコーヒー内湾店 | 昼食代 1,100円 | |
14:10 | ⑯気仙沼ベイクルーズ | 1,600円 | 気仙沼~大島の遊覧船 |
15:20 | 気仙沼プラザホテル | 2食付(夕朝) 12,020円 | 気仙沼お魚いちばからエレベーターでロビー階まで直結 |
■4日目
時間 | 場所 | 料金 | 補足 |
6:45 | 気仙沼魚市場展望デッキ | 無料 | 気仙沼魚市場の屋上デッキ 時間が合えば水揚げやセリの様子が見れる |
9:45 | ⑰浮見堂 | 無料 | プラザホテルから徒歩15分程度 |
10:15 | 気仙沼市復興祈念公園 | 無料 | 浮見堂から徒歩10分程度(坂道) |
10:45 | ⑱コノ字岸壁 | 無料 | 正確にはその先の漁港がロケ地場所 |
10:55 | ⑰浮見堂(再) | 無料 | |
12:00 | 気仙沼シャークミュージアム | 500円 | 気仙沼海の市2階 |
12:35 | ⑲おかえりモネ展 | 無料 | 気仙沼海の市2階 |
13:45 | ⑳JR南気仙沼駅 | 無料 | ドラマ内では「気仙沼南」駅 |
13:52(着12:01) | ⑪JR気仙沼線BRT | 190円 | 南気仙沼駅~気仙沼駅 ※ICカード〇 |
14:21(着15:40) | JR気仙沼駅 | JR大船渡線 1,170円 | 気仙沼駅~一ノ関駅 ※ICカード× |
16:13(着16:52) | JR一ノ関駅 | 東北新幹線はやぶさ 3,990円 | 一ノ関駅~仙台駅 はやぶさは全席指定 |
17:20(着17:46) | 仙台駅 | 仙台空港アクセス線 661円 | 仙台駅~仙台空港駅 ※ICカード〇 |
18:55(着20:20) | 仙台空港 | – | 仙台~伊丹(大阪) |
①~⑱までの数字入りが「おかえりモネ」のロケ地もしくはドラマに関連するスポットです。
補足の「ICカード」はSuicaやICOCAなどの交通系ICカードの事です。
登米と気仙沼で利用できる機関はほぼないんですが、気仙沼線BRTはICカード利用OKです(大船渡線や仙台エリア外の東北本線とかは利用不可)。
かかった費用
今回のロケ地巡りの経費についてまとめてみました。
交通費
飛行機代や現地での交通費、自宅~伊丹空港までの移動費などトータルで「34,090円」でした。
うち一番高くついたのはもちろん伊丹⇔仙台の飛行機代で「22,740円」、あとは気仙沼→仙台空港が途中新幹線を使ったため「5,820円」とお高め。仙台空港→登米は「1,960円」そして登米と気仙沼での交通費は「2,660円(登米→気仙沼のBRT移動も含む)」でした。
意外に登米・気仙沼エリアでの交通費はそんなにかかっていません。まぁ足が乏しいせいもあって登米(特に2日目)は歩き倒しましたからね。
宿泊費
4泊で合計「41,920円」となりました。ただ現地での3泊は今回すべて夕・朝の2食付き、その食事代も含めてと考えるとむしろ安くついてる気もします。
※1日目飛行機の時間が朝早かったため新大阪駅で前泊しており都合4泊となっています。
観光費用
入場料など現地での観光費用。なんと驚きの「2,900円」。なぜなら。ロケ地巡りという性質もあって屋外スポットはほぼ無料だから(「おかえりモネ展」も入場無料です)。もうちょっと現地にお金落としてくるべきだったかしら…。
飲食費
3泊4日の飲食費は「3,799円」。日割りで約1,000円も使ってない計算ですが今回はホテル代の方にだいぶ吸収されてるから安くついてるように見えるだけですね。
総額
さて。今回の旅の総額がおいくらだったかというと計算の結果…「82,709円」となりました。ちなみに総額の約92%は交通費と宿泊費です。
まぁ今回は食費をケチらずホテルで美味しい食事いただきましたし、交通費も公共交通機関を頼りにしている限り節約できる範囲は限られるので仕方ありません。そう、すべては必要経費です!
まとめ
以上、2022年5月、公共交通機関で行く「おかえりモネ」宮城ロケ地巡りの旅についてでした。
車でしか物理的に行けないようなところ以外、大体のロケ地は訪れることができました。
ロケ地巡りの所要日数ですが、自分の場合は関西→宮城(登米・気仙沼)の移動に半日はかかる事、また公共交通機関利用という時間的制限もあるので、今回「3泊4日」必要だったと思います(2泊3日だった場合は登米か気仙沼のどちらかに絞る事になったかと)。
惜しむらくは登米でご当地グルメを食べられなかった事、あとは途中荷物になるからと後回しにしてたら最終的に時間がなくなり結果お土産を買えなかった事でしょうか。このあたりは次回の反省にしたいところです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでも何かの参考になれば幸いです。
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