あらすじ
じゃあみんな誰かの役に立てるの?
2014年5月。山で樹齢300年になるヒバの木の存在を知る百音。
しかしそのヒバの木には伐採の計画が持ち上がっていた。
亀島の実家では妹・未知がテレビに取り上げられ永浦家は大騒ぎ。
将来の目標を語る未知の姿に百音は・・・。
ヒバの木
植林の勉強で山に入った百音。樹齢300年のヒバの木の存在を知ります。
まぁこのヒバの木の映像の美しいこと。木々の間から差し込む光も相まって神々しくすら感じる。
しかしヒバの木とは・・・「あすなろとも言うね。」(サヤカさん)
あ。そっちは知ってる。
「ヒノキに憧れて明日はヒノキになろう」と思いながら大きくなったから「あすなろ」。
あぁ~~~このあすなろの名前の由来は私も聞いたことあるな。
けど「ヒノキの北限は福島」。
このヒバの木は「この山で生まれた限りどう頑張ってもヒノキにはなれない」と。
努力うんぬんじゃない。生まれた時からある程度決まっていること。木の世界もシビアだ😢
「でもね。」「この子はもの凄く良い木なんだ」。
サヤカさんはヒバの木の良さを語ります。
雨や風、雪に耐えながらゆっくり成長するから丈夫だし虫や湿気にも強い。
「焦らなくてもいい。ゆっくりでいいんだ。」
(´∩`。)グスン
ヒバの木の説明だけどまるで百音自身へ語りかけてるようなサヤカさんのセリフ。
私の心にも突き刺さったわ。
先生の名前がわかった
カフェ椎の実のお手伝いで診療所へ昼食を届けに行った百音。
そこには第1話でじゃがいもを拾ってくれた愛想のないお医者さんがいました。
名前は菅波先生。2話ではじめて名前が判明しました。(クレジットには名前出てるけどね)
「緊張する・・・」(百音)
あら~緊張しちゃうんだ。18歳の女の子に怖がられる医者。(* ̄m ̄)プッ
医者としてええんか。
そこへ着信。“お父さん”より。おぉ~2話にして2回目の着信。(しつこいな)
「ごめん」
百音出ることなく切っちゃいます。
お父さん、登米行きに不満顔だったもんねぇ。あんま話したくない気持ちはわかる。
切る?切らない?
翌日。百音と翔洋さん(課長)は登米能が行われる舞台へ。
そこではあの樹齢300年のヒバの木に伐採について話し合われていた。
「あの木は切らせません。殿様から預かってる大事な木です。切るなら私が死んでからにして。」
サヤカさんは伐採に強く反対します。
しかし川久保さんは言います。
木にも寿命がある。あの木はそろそろ寿命だ。弱って倒れてしまう前に生かすべきだ。能舞台の修繕用にあのヒバの木を使いたいと。
「50年後も人の役に立ってくれるんですよ」
う~ん、川久保さんの言い分はもっともですよねぇ。
でも。サヤカさんも木を切るなんてかわいそう~なんて感情論で反対してるわけでもないだろうし。
あのヒバの木に特別な“思い入れ”みたいなものがあるんだろうか。
姉妹の対比
その日の晩。新田家。夕食中に再び百音へ着信。
「たぶん父が・・・。」「母です。」
亜哉子さんからの電話にはすんなり出る百音。
耕治さんドン( ゚д゚)マイ
亜哉子さんの電話はこれから妹・未知がテレビに出るから見てあげてというもの。
水産高校での取り組みがニュース番組に取り上げられるみーちゃん(未知)。
永浦家は耕治さんを中心に大騒ぎ。
みーちゃん気恥しいけど嬉しいよね。ちょい照れなみーちゃんがかわいいぜ。
一方。登米でテレビを見ていた百音は最初こそ喜んでいたものの将来の目標を語るみーちゃんに複雑な表情。
あぁ~これ自分と比べちゃうよねぇ。
百音の仕事(就職先)はおじいちゃんのツテを頼ったものでいわば縁故採用。
将来の目標がぴちーっと決まってるみーちゃんの姿は眩しいよね。
ここの百音はヒノキに憧れるヒバの木みたい。
気仙沼では家を出た百音の部屋に佇む耕治さん。
「うち出て行った娘の部屋で感傷に浸ってる。やばっ。」(未知)
1話もだけどみーちゃんは耕治さんに手厳しいな😂。
お父さんドン( ゚д゚)マイ
家を出たままの状態で残ってるであろう百音の部屋には”亀中吹部”と名のついた写真のボード。(亀島中学校吹奏楽部の略?)
百音のセーラー服姿!ツインテール!!に目がどうしてもいっちゃうんだけど。(え?目いくよね??)
百音が手にしてるのはサックス? 吹奏楽やってたんだねぇ~。
意外に優しい?
将来の目標を語る未知に触発されたんでしょうか。
診療所へお昼ご飯を届けに行った百音は菅波先生へたずねます。
「先生はどうしてお医者さんになろうと思ったんですか」
緊張してしまう相手に質問するなんてなかなか度胸あるよねぇ。
私ならまずそういう相手とは必要事項以外しゃべらないな。
「ほとんど話もしたことない人からいきなりされる内容じゃないと思うんですが」(菅波先生)
え?そう?そこまでセンシティブな話題か?普通に雑談レベルで出てきそうな話題だけど。
それとも菅波先生がお医者さんになった背景には話しづらい繊細な事情がおありで??
「人の命を救いたいと思ったからです。」
「普通すぎて面白くない。」
あ。ちゃんと答えてくれた。しかもくそ真面目なセルフツッコミつきで。
ほ~ん。18歳の新人の質問に茶化すことなく答えてくれて。案外優しい部分もあるのねとちょっと見直す。
そんな真面目なシーンから一転。
1話、2話とテレビの画面越しにお天気キャスターとして登場していた朝岡さんが森林組合へやって来た!
「テレビで見てた人」がなぜ登米に~?という大騒ぎで第2話はおしまい。
まとめ
サヤカさんの「焦らなくてもいい。ゆっくりでいいんだ。」が心にしみた第2話。
はっきりと自分の進みたい道を語るみーちゃんとツテを頼って就職した百音。姉妹2人の対比も興味深い。
そして朝岡さん!まさか第2話でテレビ画面から飛び出して登米に降臨するとは。予想外の早さだった。
コメント