あらすじ
なぜ雲はできるんでしょう。
なぜ風は吹くんでしょう。
2014年8月
お盆休みを終え気仙沼から登米へ戻る途中、百音は街で亮と遭遇する。
父・新次のことで悩む亮を心配して声を掛ける百音だったが亮は何事もないように百音を明るく見送る。
亮と別れ百音が乗り込んだBRTにはなぜか菅波が乗っていた・・・。
別れと再会
気仙沼本土にて。登米へのお土産を探していた百音は酒屋さんでりょーちんを見かけます。
「親父が来ても酒は売らないでください。
もし暴れたら空き瓶に水でも入れて持たせてれば大丈夫ですから。」
頭を下げるりょーちん。
酒を飲んだら父親が荒れるからお店の人へ根回しかぁ。
。゚(/□\*)゚。わ~ん
そのりょーちんが酒屋さんから出て来た。慌てて隠れる百音。
セーフ・・・気づかれなかったみたい。(顔隠しても持ってるカキの箱で見たらバレちゃうよ百音)
そのまま尾行しりょーちんを驚かせるつもり百音でしたが・・・
「うわっฅ(º ロ º ฅ)」(りょーちん)
やっぱりバレバレなのでした。
このシーン2人ともかわいいわ~~~(,,>᎑<,,)
りょーちんを驚かそうと忍び足で近づく百音の顔もツボであります。
「貸して。」(りょーちん)
カキの箱を持ってくれたりょーちんと一緒に百音はBRTの駅へ。
「なんか困ってんなら。なんも出来ないけどメールとか電話とか聞くから。」(百音)
父・新次さんのことで考え込む様子のりょーちんを見て声を掛ける百音でしたが・・・。
「やめよう。ごめん。そういうの俺やっぱいいわ。」(りょーちん)
笑顔でソフトに拒絶・・・。
あぁぁぁぁぁ。りょーちん。
まぁしんどいとこや弱い部分を見せたくないタイプだとこうなるか。
でも百音は寂しいね。
そこへやって来たBRT。乗り込んだ車内にいたのは。
「先生・・・。」(百音)
あ。菅波先生だ。お久しぶりです(*´・ω・)ノ
ってなぜあなたが気仙沼にいらっしゃる??
噛み合わない2人
最後部に座っていた菅波先生。百音はその隣へ座ります。(なお2人の間には少し距離がある)
ちなみに他の席も空いてるのになんでわざわざ菅波先生の隣いったんだろー?と最初思ったんだけど。
カキとか荷物が多かったからかな??
車内からりょーちんに手を振る百音。その姿を見た菅波先生は。
( ー̀ ー́)⁾⁾ウンウン
・・・彼氏判定したな。
「幼馴染です。」(百音)
その雰囲気を察したのか説明する百音に対して。
「何も聞いていませんが。」(菅波先生)
顔が言ってるんだよ🤣
っていうか菅波先生。案外、表情に出てるから。気を付けて。
菅波先生の隣にいるかわいいサメのぬいぐるみに気付いた百音。
「かわいいですね。シャークタウンですか。」
(あ~なるほど。それで気仙沼にいたんですね。菅波先生。)
「これは東京の同僚に。僕はサメの生態に興味があるだけです。」
少々焦って説明する菅波先生。
・・・まぁこういうときに“他人”を出してくるのは大抵言い訳だ。確実に自分用ですわ。このサメぬい。
しかし、サメの生態ねぇとなっているところへ少し笑顔を見せつつ熱く語る菅波先生。
お、おぅ。ほんとにお好きなんですね。(っていうか笑ったとこ初めて見た気がする)
ただ百音はポカーンです。(まぁしゃあない)
気を取り直して。実家のカキ持ってきたんで是非食べてくださいとすすめる百音。
が。
「僕は人生でカキを3回食べて。
3回とも酷くあたっているのでリスク回避のためにもう食べないことにしています。」
ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あははは!
いやいや。カキにあたったのはほんとご愁傷様だし笑う状況じゃないんだけど。
大人としてもうちょっとソフトな断り方というか言語表現を身につけてください、菅波先生。マジで。
(っていうか3回も食べたの?あたったら2回でやめない?結構チャレンジャーですね)
接近する2人
会話が続かない百音と菅波先生。
菅波先生は論文を読み始めます。
わお。日本語じゃない。難しそうだ・・・。
目を見張った百音は気象予報士試験のテキストを取り出す。
(ここで気象予報士試験のテキストを読み出したのはちょっとした対抗心なんですかね。かわいい。)
まぁ程なくして百音は爆睡しちゃうわけですが🤣(もちろん菅波先生はその間も論文を読んでる)
BRTは海から山へ。途中の停留所で部活帰りと思しき高校生達が乗り込んできます。
一気に高まる車内密度。
席を詰めざるを得なくなり少し距離があった百音と菅波先生は仕方なしに接近。
( ¯꒳¯ )ニヤリ
「気象予報士試験受けるんですか。」(菅波先生)
試験を受けるというより気象予報士の仕事に興味があると答える百音。
「だとしたら買う本が間違ってます。」(菅波先生)
えぇー。じゃあ先生はお医者さんになろうと思ったとき最初にどんな本読んだんですかとたずねる百音。
「ブラックジャックです。」(菅波先生)
「あぁー。」
漫画なんだとニヤり顔の百音が非常にツボなんですが。
「嘘です。」(菅波先生)
「え?」(百音)
間髪入れずに否定してくる菅波先生と驚く百音の間が絶妙すぎる。
っていうか菅波先生。なにそんな涼しい顔してボケたの?冗談言ったの?
「とにかく少しハードルが高すぎますね。
漫画とか絵本から始めた方がいいんじゃないですか。永浦さんの場合。」(菅波先生)
「私の場合?」(百音)
菅波先生。だから言い方・・・気をつけて・・・ドン( ゚д゚)マイ
ここで本当にそのブラックジャックを読んで医者になったという菅波先生の指導医・中村先生の話へ。
この中村先生が登米に診療所を立ち上げて手伝って欲しいということで仕方なく菅波先生は来てると。
「中村先生は僕の指導医です。頭が上がらないんです。」(菅波先生)
「わかります。」(百音)
ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あははは!
百音は森林組合でその現場を見てたのかしら。
そっかー。この中村先生と菅波先生が1週交代で登米へ来てるのねぇ。
登米へは仕方なしにきてる菅波先生だけどおかげで中村先生と顔を合わせずに済むからその点は良いらしい。
菅波先生は中村先生が嫌いなんですねー。
まぁ全然タイプも違いますしねとフォローする百音。(優しいねぇ)
「あの人と一緒にいると自分の未熟さばっかりを思い知らされる。」
ここで1トーン声が低くなる菅波先生。(少しドキッとしたのは内緒)
単に性格が合う合わんって話だけじゃないみたい。
噂の指導医
登米へ戻ってきました。
「なぜ気象?」(菅波先生)
勉強するなら林業に関連する資格の方がいいのではと思う菅波先生。
山も好きだけど自分は海の町で生まれ育ったから海の仕事の役にも立ちたいと。
「天気は山とも海とも繋がってるってわかって。」(百音)
「それで気象。」(菅波先生)
百音の気象への想いを話しつつ土手を歩く2人はやがて登米夢想へ到着。
よいしょ。カキの箱を椅子に置く百音。
「あぁ少し持ってあげればよかったですね。」(菅波先生)
今ですか。いまさら気づいたんですか。
気仙沼でサッと持ってくれたりょーちんとは大違いやのぅ。
「あぁいいですよ。先生の方がひ弱そうだし。」(百音)
実にさらっと出た百音の問題発言。
冗談ではなく本当にそう思って言ってるのが伝わるから凄い。
(;゚ω゚)エェッ!?
思わず腕をさする菅波先生。
いや、わかるよ。
いくら細めとはいえ未成年の女の子から“ひ弱”と言われるのはねぇ。なかなかの衝撃だよねぇ。
前からそうだけどこの2人ってなぜかお互いには遠慮がない。
菅波先生は百音に遠慮なく本音を言うし。百音も負けじと菅波先生にはずけずけ発言する。
おもしろいわー。
百音は中庭で空を見上げふと想いを口にします。
なぜ雲ができるのか。なぜ風が吹くのか。
「そこから始めればいいんじゃないですか。」(菅波先生)
目の前にあるものを不思議がったり面白がったりそこから深めていけばいいのではと百音へアドバイス。
優しい空気に包まれるも束の間・・・はい、ドー―ーーーン!
診療所の扉がいきなり開いたもんで。
目の前にいた菅波先生がサメぬいを抱えたまま吹き飛ばされてしまいました。(確かにひ弱かも・・・)
「語るねぇ。」(中村先生)
噂の指導医・中村先生がここで初登場!で次回へつづく。
まとめ
誰が言ったか“運命のBRT”回。
お盆休みを終えた百音が気仙沼でりょーちんと別れて。
まるで入れ替わるかのように登場した菅波先生と登米へ戻る15分。
個人的にめちゃくちゃリピート率の高い回です!
だって。百音と菅波先生の噛み合ってない会話が何回見てもおかしくってしょうがないんだもの(*ˊ艸ˋ)
百音も菅波先生も相変わらずお互いに対して遠慮のない物言いだしさぁ。
あーーーーー(・∀・)ニヤニヤが止まんな~い!!
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