あらすじ
知恵絞って金稼がなきゃ林業は本当に消えるよ。
2014年8月
登米へ戻ってきた百音と菅波。そこに菅波の指導医である中村が待ち構えていた。
登米の皆へ実家のカキをふるまう百音。
おいしいと喜ばれうれしく思う百音だったがそこで広葉樹がなかなか売れずに困っていることを聞く。
百音はサヤカから広葉樹を使った新商品を開発するように命じられる。
抗議実らず
前回ラストで扉の前にいた菅波先生を吹き飛ばして豪快に初登場した中村先生。
そう言えば菅波先生と中村先生は1週おきに入れ違うから会わないはずでは・・・?
「何ですか。中村先生はもう東京に戻る時間でしょ。」
サメぬいを脇に抱えて抗議する菅波先生。(ぬいぐるみを大事に抱えてる姿がなんかおもろい)
「あぁ。そうでした。そうでした。今日は日曜でした。」
中村先生は平然とした様子です。
・・・強いな。この上司(。-∀-)ニヤリ
「あっ。だったら先生。戻る前にこれ食べてってください。」
百音が中村先生にすすめたのは実家のカキ。カキを前に盛り上がる百音と中村先生。
中村先生が苦手な菅波先生は必死に首フルフルして百音に”ダメ!ダメ!”って無言で訴えるも残念ながら通じず。
菅波先生・・・頑張って乗り切ってね~( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐
山の人間の踏ん張りどころ
カフェ椎の実にて。登米の皆さん達へふるまわれる龍己さんのカキ。
菅波先生もカキ食べれないけどちゃんと同席してますね。
まぁポツンと1人離れてるのが”らしい”けど。
やっぱり気仙沼のカキは違う!
みんなおいしく食べてくれて百音もほんとうれしそう。
「ここまで大きいのは3年モノでしょ。あれからちゃんと育ってよかった。」(サヤカさん)
頷く百音。
・・・そっか。震災から3年。このカキは震災後に無事育ったものを意味するんだ。
「山が綺麗な水と空気作ってるから。だから海だってちゃんと戻る。」(サヤカさん)
山と海はつながってますからね!
しかしそんな山の現状はというと・・・。
川久保さんが嘆きます。
世の中の人はわかっていない。山の偉大さ、林業の大切さ。
「水と空気はタダじゃねぇんだ!」
おっと。なかなか荒れていらっしゃる・・・Σ( ºωº )
何があったのか聞く百音。丸太の入札があって安く買い叩かれたと。
直径20センチで1本1,600円。それでも全ては売れなかった。
木材の相場というか適正価格なるものが全然わからないけど・・・
森を守りながら手を掛けて育てて40年。その結果が1本1,600円(by川久保さん)って聞くと。
安っっっ!!!(悪い意味で)
「森林伐採は悪だとか。紋切り型で言うやつ。
マジで水と空気とめてやりたいですわ!」(川久保さん)
・・・耳が痛い。
どうしても森林伐採=環境破壊のイメージがついてまわるからなぁ。
サヤカさんは百音にこのカキが1個いくらなのか百音へたずねます。
「300円くらい・・・。」(百音)
1個で?出荷の値段で?と驚く翔洋さん。
くそ~林業はいいなぁと羨む川久保さん。
サヤカさんは笑い飛ばします。
それだけ龍己さんが努力してる証。林業も色々考えてやっていかないと駄目だと。
そこへサヤカさんから百音に業務命令。
いま広葉樹の使い道がなくて困っている。それを使って何か新商品を開発しなさい!
おぉぉぉぉ。お盆休み明けに新業務。商品開発担当!!
百音(๑و>o<)و{ファイト~!!〕
一方、菅波先生は中村先生から訪問診療を始めたいと切り出されるも。
「僕はまだ治す医療にこだわりたいです。」ときっぱり拒否。
中村先生がまだ登米へいたのはこの件を話したかったからか。なるほど。
海の人達の頑張り
その日の夜。
百音から亜哉子さんへ登米に無事着いたよーの電話。
百音出発時、カキの大量注文が入りバタバタだった永浦家。みんな疲労困憊。
「腕が上がんない。」
扇風機のスイッチに手が届かないみーちゃん。(かわいい)
くたくたな様子の龍己さん。
そんななか1人元気に晩ご飯(そうめん)を用意する耕治さん。
うるさいとみーちゃん&龍己さんからクレームが入る耕治さん。
耕治さんはお元気そうで何よりです(´▽`*)
百音は亜哉子さんに今日の登米での出来事を伝えます。
登米のみんながカキをとても美味しく食べてくれたこと。
カキの値段を聞いて羨ましい、それは龍己さんの努力の証だと言ってくれたこと。
「うれしいねぇ。そんなふうに言ってもらえるの。」(語り)
新事業なるか?
木材の市場にて入札の場面。
入札されなかった木は安く買い叩かれそれでも値段がつかなかった木は破砕してチップにされる。
一生懸命手を掛けて育ててきた木に値段すらつかない。
そんな木を見つめる川久保さんの姿が悲しい😢。
「はぁ~新事業なんて考えつきません。」(百音)
なかなか簡単には思いつかない新商品。そこへ飛び込んでくる翔洋さん。
「皆さん。朗報でーーーーーす!」
(おそらく能をモチーフとした翔洋さんの動きがおもしろい)
新事業のアイデアか?と沸き立つもそうではなく。
林間学校で訪れた小学校から図書室の本棚に組手什を使いたいという連絡があったと。
おぉ~~~(*´ω`*ノノ☆パチパチ
というわけで小学校(圭輔くんのとこだね)へ行って組手什で本棚作り。
その帰り教室の様子を懐かしく見つめる百音。そこで机が壊れたのを目にする。
「それだ!課長これです!!」
おっ。なにかアイデアを思いついたかな?
まとめ
百音が登米へ戻り“林業の現状と未来”にスポットがあたった第22話。
荒れる川久保さんの言葉が耳に痛い・・・。
(水と空気とめてやりたい発言に「琵琶湖の水止めるぞ」という捨て台詞がつい頭を過った関西民)
林業の未来は厳しく一所懸命手に掛けて育てても稼げない現状。
そこへ命じられた商品開発担当という大仕事。百音は早速何か思いついたようだけどうまくいくかな??
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