あらすじ
この情報を信用するかしないか。最後はあなたが判断してください。
選考会の3日前。百音たちは新たに考えた「プランB」の内容を鮫島に伝える。
選考会当日に強い風が吹くことを予測し「競技場で強い風が吹いたら勝負に出てみてはどうか」というもの。
向かい風、逆風に立ち向かうのが鮫島のスタイルだと思う百音は、最後は自分の感覚で勝負して欲しいと伝える。
むかえる選考会当日、順調にラップを刻んでいく鮫島。強い風は吹くのか・・・。
「プランB」とは
<9月22日(木) 選考会3日前>
鮫島さんにウェザーエキスパーツへ来てもらって「プランB」の説明。
最新の選考会当日の風の予測を鮫島さんに伝える百音たち。いろいろ話してましたがまとめると。
「当日。レースの途中で。トラックに強い風が吹き始める可能性があるということです。」(百音)
そうすると競技場のバックストレートでは追い風、ホームストレートでは直線になる。
「向かい風を切り裂いて全員ぶっちぎって行くのが鮫島さんのスタイルですよね?」(百音)
うむ。で。「プランB」の具体的な内容とは・・・??
鮫島さんは逆風に強いんです(by百音)
<9月25日(日) 選考会当日>
・・・あらっ。「プランB」の具体的な内容が我々には分からないまま当日になっちゃった(;´∀`)
(まぁあとから説明が入るかな)
百音は鮫島さんと一緒に競技場入り。
朝岡さん、神野さん、内田くんはウェザーエキスパーツで気象データを見つつ指示を入れる感じだね。
トラックを52周と297.5メートル。突破すべき標準記録は55分20秒。
いよいよ選考会が始まるというところで再び選考会3日前のシーンへ。
「これは我々が提案するプランBです。」(朝岡さん)
・・・おっ。説明きた。
それは選考会当日。競技場のトラックレベルで強風が吹いたらバックストレートの追い風で体を休ませてホームストレートの向かい風で勝負するという鮫島さんが得意とする戦術に切り替えてもよいというもの。
「風が吹かんかったらどうするん?」(鮫島さん)
そのときは当初のプランどおりラップタイムをキープして標準記録を切るしかない。
ただ当日の最新のデータから判断すると風を利用するプランBの方がより勝つ可能性が高いと。
( ˙꒳˙ )フムフム
でも普通に考えれば向かい風=逆風。きついですよね?という神野さん。
・・・普通はね。鮫島さん、その普通に当てはまらないから。一番近くで練習を見てきた百音は言う。
鮫島さんは逆風に向かってるときの方が強い。絶対負けへんってなにくそ精神が強い。
「逆風をはねのけて。突き抜けて行くのが鮫島さんです。」(百音)
「何も知らんくせに」「よう言うわ」と口では言ってるけど百音の言葉聞いてるときの鮫島さんの表情が嬉しそうでとてもいい。
風はまだ吹かない
そして始まる選考会。
・残り 42周(11周目)
予定より25秒上回る順調なタイム。しかし、ここから気温があがり暑くなってくる時間帯。
・残り 37周(16周目)
自作のチーム・サメジマの応援ボードを掲げて大声で応援する百音。カワ(・∀・)イイ!!ね。
鮫島さんには「気散るわ」と容赦なく突っ込まれてたけどꉂꉂ(˃▿˂๑)
その後もどんどん進み残り20周を切った選考会。気温の上昇も影響してかラップタイムが落ちて来た。
予測した風は・・・まだ吹かない。
風!吹きます!!
そこへ百音からウェザーエキスパーツにいる神野さんへ入る電話。
雲の流れが変わった。風向きも変わってきた。朝岡さんから百音に「プランBです」の指示が入る。
・残り 14周(39周目)
百音がチーム・サメジマのボードを裏返すとそこには「風が吹きます」の文字が(たぶん宇田川さんの字)。
・・・おぉ~。そういえばレース中に強い風が吹き始めたらどうやって鮫島さんは判断するん?本人の体感?って思ったけどボードによる文字でのお知らせか。なるほど。
レース途中に風が吹き始め発動されたプランBへの切り替え。しかし。
「とはいえ勝負するのはあなたです。私たちは私たちが考える最善の情報を提供することしかできない。あとの行動は鮫島さんの判断に委ねるしかありません。」(朝岡さん)
鮫島さんは百音たちの情報と戦略を信じ「プランB」に乗るのか。そして標準記録を切れるのか。
たぶん次回で決着ですね!!
まとめ
いよいよ鮫島さんの選考会当日をむかえた第64話。
当日強い風が吹くという予想と鮫島さんのレーススタイルを元に立てた新たな「プランB」。
予想どおりレース途中で風向きが変わりプランB発動の準備は整った!
けれど最終的な判断はやっぱり鮫島さん”本人”が下すものですからね。果たしてどうなるか。
しかし。この話だけで何回”プランB”って単語が出てきたことやら。日常生活でも使っちゃいそう(^_^;)
コメント