おかえりモネ第15話 ネタバレ感想

ドラマ感想

あらすじ

音楽なんて何の役にも立たないよ。

2014年8月

亀島の実家で百音は3年前のあの日のことを思い出していた。

仙台にいた百音。数日後島へ戻るも再会した幼馴染達や妹の間には溝ができていた。

翌朝、百音と幼馴染達はよく通った浜辺を訪れあの日のことや将来について語り合う。

何もできなかった百音

3月11日午後10時

(さすがに直接的な震災時の描写はないですね。)

車で気仙沼へ戻ろうとしている耕治さんと百音。
ラジオからは気仙沼の被災の様子が流れる。

翌朝。2人は島が見える高台へ。

(あ。5話の移流霧の時の回想と同じ服装だ。)

目にしたのは・・・火の手が上がり煙が立ち昇る島の姿。

百音は何もできずただ燃える島を見つめるほかなかった。

島へ戻った百音

橋がない亀島へ2人が渡れたのは数日後。

百音は耕治さんとわかれ避難所である学校へ。

近所の人にみーちゃんの居場所を聞いて向かった給食室で百音が先に再会したのは。
すーちゃん、三生、悠人くん、そしてりょーちん。

「モネ・・・。」(すーちゃん)

再会に喜びを見せるわけでもなく泣くわけでもなく。何とも言えない表情でお互いを見つめ合う姿。

“分断”って単語が頭をよぎった瞬間。

「お姉ちゃん。」

給食室の外にポツンと佇むみーちゃん。なんだかいつもよりちっちゃく見える。

百音と会って泣きじゃくるみーちゃん。百音に「おばあちゃんは?」と聞かれるも答えられない。
その様子にもしてかして・・・となるもりょーちんがおばあちゃんは体育館にいると教えてくれます。

(2週目以降になるとみーちゃん側の事情がすべて分かってるのでめっちゃツラくなるこのシーン)

泣き止まない妹。ジャージ姿で炊き出しの準備をする幼馴染達。

”自分は何をしてたんだろう”と百音は思ったんじゃなかろうか。

音楽の封印

一旦2014年8月へ戻るも風鈴の音で再び過去へ。

2011年夏。(部屋には8月のカレンダー)

百音の部屋にて。

「また吹いてみないか。」(耕治さん)

これから音楽とか大事になってくると思うし。そう言う耕治さんに百音はきっぱりと言います。

「違うよ。お父さん。」
「音楽なんて何の役にも立たないよ。」

(。>_<。)ウ-💦

百音そんなに負い目を感じなくてもいいのに~~~。と外野はつい思ってしまうんだけど。

百音に喜びを与えてくれた音楽なのに。それを封印せざるを得なかった傷の深さ。

家業と天気予報

回想が終わり2014年8月。

朝早く目覚めた百音は縁側で物思いに耽る。そこへガラス戸に頭をぶつけたりょーちんが登場。

縁側で並ぶ2人。
絵になるねぇ。

「浜行かない?」(りょーちん)

てっきり話の流れから2人っきりだと思ったんだけど幼馴染達みんな一緒だったよ(^▽^;)

懐かしい小学校時代の話から将来の話まで。

震災時の冷えた空気を見たせいか3年後も仲良く砂で亀作ってる姿に泣ける。

海風に飛ばされるすーちゃんの麦わら帽子。

海風・・・気象予報士試験のテキストで見たやつだ😀となる百音。

雲の流れと風向きを見て今日の天気を予想するりょーちん。
なんでりょーちんに今日の天気が分かるのか百音は聞きます。

「漁師は風向きと天気。必須だから。」
「龍己さんもそうでしょ。」

天気予報とおじいちゃんの仕事が結びつきました。
百音が気象予報士への道を進む後押しになるんでしょうか。

まとめ

見終わって思わず頭を抱えました私。

15話目にして明らかになった震災時の百音の状況。

今までも「私はいませんでしたから(第3話)」や「あの日わたし何も出来なかった(第5話)」とか。
島にいなかったことやそれに対する無力感が百音の心の傷なんだろうなぁと思ってましたけど。

でもまさかその原因が”自分の夢(=音楽)を追いかけたこと”だったとは。

あの日島にいなかった原因も。あの日仙台での滞在が長引いて島に戻れなかったのも。
自分の好き(=音楽)を優先させたから。
それが妹や幼馴染達との溝を作ってしまったなんて。

百音別に悪くないじゃん。(だからといって幼馴染達が悪いわけでもなく)
そうだよ。誰が悪いとかじゃないんだよ。
だからこそどうしたらいいのさ( ;`・~・)ぐぬぬ

あの日島にいなかった・・・百音の心はどうしたら晴れるんだろう。

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