あらすじ
なんでお姉ちゃんなの?
「亮が船に戻っていない」と亜哉子から連絡を受けた百音と未知。
亜哉子は先日の永浦家での出来事を話し、二人は新次が酒を飲み荒れたことを知る。
亮に電話を掛ける百音と未知。百音からの電話を受けた亮は「もう全部やめたい」と百音にだけ本音をぶつける。
それを隣で聞いていた未知は・・・。
4日前の出来事
「そっちに亮くん行ってない?」
深夜2時過ぎ。亜哉子さんからの百音への電話はりょーちんが船に戻っていないというものだった。
事故?ではなく自らの意思で船へ戻らなかったと思われるりょーちん。
「どういうこと?」(百音)
さっぱり原因が分からない百音とみーちゃん。
「実はね・・・こないだ・・・ちょっと・・・。」
実に歯切れの悪い亜哉子さんの言葉から”4日前”のフミエさんが永浦家を訪れた場面へ。
(やっぱりフミエさんのシーンあれで終わりなわけなかったよね)
フミエさんが4日前に新次さんへ差し出した封筒。その中に入っていたのは”死亡届”だった。
・・・∑(゚д゚lll)
そっかぁ。美波さんって届出もお葬式も”まだ”してないんだ。
(っていうか及川家の場合はまずその”気持ち”が追いついてないから”行方不明”扱いのままなのか)
「美波が死んだって。俺が決めるんですか。」(新次さん)
・・・酷だよね。でも、そうは言っても美波さんの母・フミエさんも82歳。
いつどうなるか分からない自分の年齢も踏まえてけりをつけたい気持ちは理解できる。
「自分が”向こう”に行くなら」「ちゃんと”向こう”で美波に会いたい」「わたしが”向こう”で美波に聞くから」
”向こう”という言葉を繰り返すフミエさんと。到底受け入れられんだろうなぁという新次さんの対比。
…ハァ━(-д-;)━ァ…
荒れるのも分かるけど
亜哉子さんによると美波さんの届出の件は「少し考えさせてください」で一旦終わったらしいんだが。
そのあと。りょーちんが船へ乗ったあとに新次さんがお酒飲んで荒れてしまったと。
・・・いや、まぁ。酒でも飲まんとやってられんわって気持ちは分かるけども(。´-д-) ハァ
警察相手に大暴れする新次さん。止めに入った耕治さんも突き飛ばす。
何が”向こう”だ。
ハンコを押したら俺がこの手で美波を。
・・・やってることはおいおいなんだけど新次さんが暴れたくなる理由も分かるので。どうすればいいんですかねー。もう何も考えないで全部投げ捨てることが出来れば楽なんでしょうけど。
(っ’-‘)╮=͟͟͞͞ブォン ←こんな感じで
当然、警察から新次さんの件でりょーちんにも連絡が行き、そしてりょーちんは船に戻らなかったと。
・・・まぁぁぁぁぁそりゃ嫌にもなるさ。逃げたくもなるさ。
頼ったのは百音
「なんでもっと早く知らせてくれなかったの。」(みーちゃん)
亜哉子さんを責めるみーちゃんだけどこれはなぁ。
「亮くん、あなた達には知られたくないと思って。」という亜哉子さんの言葉が的を得てると思う。
(りょーちんは素直に弱音を吐けるタイプじゃないと思うのよね。良い悪いの問題ではなく。)
そんなこと言ってる場合じゃないとりょーちんに電話するみーちゃん。しかし、出ない。
「お姉ちゃんも掛けてよ!」(みーちゃん)
「未知、落ち着いて!」(亜哉子さん)
みーちゃんのあまりの勢いに窘める亜哉子さんだけど改めて百音からも連絡してもらえないかとお願いされる。
みーちゃんからの圧。亜哉子さんからのお願い。百音がりょーちんへ電話を入れる。
プルルル……………
「出ない。」(百音)
「もう一度。」(みーちゃん)
さすがの百音からの電話でも今回ばかりはりょーちんも出ないかと思ったところに。
「はい。」(りょーちん)
・・・百音からの電話には出たよ😮
(いやひとまず無事そうで安堵)
表面的には特に変わったところはなさそうなりょーちんとの会話。最初は2人で話してたけど横にみーちゃんがいますからね。りょーちんとの会話がみーちゃんにも聞こえるよう百音はスピーカーへと電話を切り替える。
(横にいるみーちゃんのことを考えれば当然の行動なんだけど展開的になんか嫌な予感💦)
「りょーちん。いまどこにいるの?」(百音)
りょーちんは居場所を答えないけど映し出された姿を見ると屋外ですね。波の音も聞こえるから港(?)の近くにはいるんだろうか。
「モネさぁ。どう思う?」(りょーちん)
「何が?」(百音)
「俺もう全部やめてもいいかな。」(りょーちん)
・・・オッケーオッケー。おう投げちゃえ投げちゃえ。
(っ’-‘)╮=͟͟͞͞ブォン ←こんな感じで
って言えるわけもなく言葉を返せない百音とみーちゃん。そこにりょーちんの本音が突き刺さる。
「俺やっぱモネしか言える相手いない。」(りょーちん)
・・・無音の十数秒。
一切の音が途絶え映し出されるのはその言葉を聞いた百音とみーちゃんの表情のみ。凄いな。
痛い。痛い。痛い。
「また連絡する」と切れたりょーちんとの電話。
百音は亜哉子さん達に知らせないとみーちゃんへ声を掛けるもその手を振り払われる。
「なんで・・・」(みーちゃん)
りょーちん、ずっと頑張ってきたのに。高校卒業して漁師になって新次さんの代わりに頑張ってきた。
なのになぜいつまでもしんどい思いをしないといけないのか。
(うん、みーちゃんのいうとおりだ。りょーちんの状況に同情しない人はいないと思う。)
ちょっとよくなったと思ったらまた何かあって傷つけられる。もう気持ちがボロボロだと。
「逃げたいんだよ本当は。でも逃げらんないじゃん。だって。だって誰かが残んなきゃ。」(みーちゃん)
・・・りょーちんのことを言ってはいるんだけどみーちゃんの心の叫びでもある悲痛な思い。
しんどい。でも咄嗟に「ごめん」という言葉が口を突いて出る百音の立場もしんどい。
りょーちんが助けを求めたのは自分ではなく姉。
お姉ちゃんは故郷から逃げたのに。東京で良さそうなお相手もいるのに。なんでお姉ちゃんなんだよ。
ずるい・・・思いつめたみーちゃんがりょーちんから褒めてもらった服を百音に投げつける!
イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ(=ω=。)
投げつけられたのは服だから痛くはないはずだけどなんだろう。カッターナイフでシャーっと切りつけられたような痛みを感じたこのシーン。
みーちゃんが爆発しちゃった気持ちは痛いほどわかるんだけど。それでもなお無言で”受け止める”百音が痛々しくって・・・。
いっそ派手に姉妹喧嘩できれば楽なんだろうけどねぇ。
まとめ
「けんかをやめて~二人をとめて~🎤」と思わず歌いたくなってしまった第75話。
えぇ。まぁ永浦姉妹はそもそも”喧嘩”にすらなってないんですけどね、これ。
(みーちゃんが怒りをぶつけて百音は静かに受け止めるという構図)
にしてもこの姉妹の決裂で「はい翌週につづく~」って展開が鬼すぎる(ฅฅ*)💦と当時は思ったものです。はい。
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