あらすじ
もしも状況が変化したなら私たちは即座にいま最適な「プランB」に移行する必要がある。
選考会が間近に迫るなか順調だった鮫島のタイムが伸びなくなる。
スランプに陥った鮫島は百音にその苛立ちをぶつける。
鮫島のこれまでのレースを検証し直す百音。「風が吹くと強い」という鮫島の特徴を生かせないか。
話を聞いた朝岡は新たなプランを立て始める・・・。
スランプってやつか
<9月19日(月) 選考会6日前>
選考会の競技場で練習する鮫島さん。
突破しなければいけない記録「55分20秒」に対し今日の鮫島さんのラップは「55分29秒」。
・・・むむむ。ここに来てタイムが思うように出なくなってきた。
いつもの練習場に戻って来た鮫島さんと百音。
思うようにタイムが出ず元気がない鮫島さんに。何か気になることがあるのでは?と百音。
鮫島さんがいまやってることは勝つためにラップタイムを守って走るプラン。でも。
「こんな事言うたら悪いけど。おもんないねん。」(鮫島さん)
・・・面白くない。ちょっとわかる気がする。
風に強いランナーと言われている鮫島さん。
普通は前にいる選手を風よけにして力を温存するのが鉄則だけど自分はそうじゃない。他の選手が前に出ないなか一気に抜け出す。そして後ろにつかれる前にぶっちぎる。
向かい風を切り裂いていくのが最高に気持ちいいんだと。
鮫島さんは競馬だと”逃げ馬”タイプですね🤔
・・・そりゃラップタイムを忠実に守って我慢する今の走りは楽しくないし性に合わんだろうなぁ。
それを聞いた百音は何やら過去の気象データを調べ出したようで。さて何を考えたのだろうか。
鮫島さん、激昂する
<9月21日(水) 選考会4日前>
汐見湯でのお風呂上がり。鮫島さんやっぱりいつもの元気がない。ここに来てのスランプが響いてるのかなぁ。
そこで百音は選考会での走りについてある提案をする。
鮫島さんの過去のレースの気象状況を洗い出した百音。(調べてたのはこれか)
するとやはり鮫島さんは風が強い日に勝ってるとわかった。奇しくも選考会当日は強い風が吹くと予想される。
まずは当初のプランどおりラップタイムを守って我慢して走る。でもそれでタイムが思うように伸びなかったら。
「以前鮫島さんが話していたように。風を切り裂く感覚で勝負してみてもいいんじゃないかと。」(百音)
・・・なるほど。性に合わない我慢の走りで結果が出ないなら鮫島さんの強い部分を活かした方がいいんじゃないかと。
しかし。これが鮫島さんの逆鱗に触れてしまう。
「感覚だけを頼りにやって来たから勝てなくなったんやん。そやから。数字で。データで。科学的な根拠を武器に勝とうと思ったんや。」(鮫島さん)
;・ω・))。o ○(コワイヨォォ・・・)
百音も怯まない。
向かい風に負けずトラックを走る鮫島さんの姿は生き生きとしていてとてもかっこいい。
「あと一歩。タイムが伸びないのは。鮫島さんのその走る感覚が大事にされてないから。」
そこを抑えてるから鮫島さんの強みが発揮できてないのではという百音。
鮫島さんだって百音に言われなくても自分でわかってるのかもしれない。
「あんたの話なんか知らんわ!!!」
鮫島さん、激おこ(ꐦ°᷄д°᷅)
・・・まぁ少々踏み込みすぎてるかもしれないけど。百音の言ってることはそう的外れな意見でもないと個人的には思うんですよ。ただ鮫島さんも絶対に勝たなきゃいけない戦いを前に結果が出ないしで相当苛立ってるだろうしねぇ。
実際、ごめんなぁと鮫島さんは謝ります。
永浦さんの言うことなら信じてみたい気持ちはある。でも今回は絶対に負けられへん。
自分のために自分で選んだ方法で勝つ。鮫島さんはそう決めたようです。
2人ともしんどい時だね
「永浦さん。」(菅波先生)
実は百音と鮫島さんが衝突する場面の途中で汐見湯に来ていた菅波先生。
さすがにあの雰囲気のなか途中参戦するわけにもいかず結果立ち聞きせざるをえなかったわけですが。
どうやら急遽、登米へ行くことになった模様。
来週まで戻れそうにないからということでご挨拶と。(選考会4日前だもんな)
「鮫島さんが。ああいう譲らない方でよかったと僕は思いますよ。」(菅波先生)
なんで??
流されやすい人だったら永浦さんの熱意に応えなきゃと思って意見に従ったかもしれない。
「でも。それで最悪の結果になったら。お互い耐えられないですよ。」
・・・なんか先生の”実体験”がベースにある言葉のような(ノω・、`)
そして登米の診療所へ戻った先生を訪ねてきたのはサヤカさん。喪服姿!
どうやら百音の誕生日のときに訪問診療で見てると話が出てた佐藤さんちのおばあちゃんが亡くなったようで。
明らかに気落ちしてる菅波先生。
「いい加減。慣れなきゃとは思ってるんですけど。最善を尽くしたとは。僕はたぶん一生言い切れない。」
百音も菅波先生も。真面目な2人だ。°(´ฅωฅ`)°。
「プランB」とな
<9月22日(木) 選考会3日前>
「選手を迷わせるようなことは言ってはいけませんねぇ。」(朝岡さん)
昨日の鮫島さんとの一件を話したのであろう百音。
自分たちはいまの状況を徹底的に分析して皆が確実に動き出せるよう「今はこうだ!」と結論を1つに絞って提示しなければならない。
・・・確かに。選択肢が多いとどれを選べばいいのか迷っちゃうもんね。
「ところが。今はこうだと提示してからが私たちの勝負だったりもするんだよな。」( ¯꒳¯ )ニヤリ
え?朝岡さん。何なにそのニヤリ顔は。
地球が動いてる限り気象は変化する。もし状況が変化したならそれに合わせた”プランB”に移行する必要がある。
・・・プランB🤔
百音に何か変化を感じ取ったんでしょう?と確認する朝岡さん。
面白くないと言った鮫島さん。
彼女は駆け引きとか勝負とかレースを楽しむタイプ。負けるもんかと思って土壇場で力を発揮する。
過去のデータや未来の予測は大事だけど。その準備を万全にしたら。
あとは本人の楽しい気持ちやモチベーションのようなものが勝負をわけるのではないか。そう自分は感じたと。
「プランB立ててみますか。」(朝岡さん)
ここに来てのもう一つのプラン作成が始動。
鮫島さんの性格や強みを生かしたものになるだろうけど。果たしてどんな内容になるかな🤔
まとめ
んーーー今回はしんどかったな!
選考会直前で不調に陥った鮫島さんが百音へぶつけた苛立ち。
鮫島さんが激昂する理由はわかるけど。あの強い口調には私も((((;゚Д゚;;;)ノノ ヒェェェェーってなったもん。
あそこで怯まずに自分の意思を伝える百音はかなり凄いと思う。
そして気になる”プランB”。何企んでんだ、朝岡さん。
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