あらすじ
でもいいんです。毎日言ってることが変わっても。
人間の気持ちなんてそんなもんです。
百音は田中にキャンセルされたテーブルと椅子を再度作らせてもらえないか頼む。
田中から別れた家族のことを聞いた百音は力になれないか菅波へ相談するも拒否される。
菅波の言動にショックを受ける百音。一方の菅波は自分への苛立ちを百音にぶつけてしまい後悔する。
菅波は田中の店を訪ね治療についてある提案をする・・・。
フラフラ揺れる田中さんと引く百音
「もう一度考えてみませんか。」(百音)
田中さんの店を訪れテーブルと椅子を作らせてもらえないか頼む百音。
そこで聞いた田中さんの昔話に百音は盛大に引きます。
「いっぺんにそんな何人も?え?結婚してるのに?」(百音)
(;´∀`)…ァハハハ…ハハ…ハ…
田中さん、どうやらかなり遊んでいたようで。
「わりとよくある話だったんだよ。昭和の倫理観だよ。」(田中さん)
時代の問題か???
でもまぁ確かに今よりは大らかというかゆるかったというか男性の遊びは許された風潮ではあったか。(それだけ男性の立場も強かったし)
奥さんかわいそう。娘さんだっているのに。酷い。
百音(💢’ω’)
まぁそのせいで田中さんは愛想つかされてお金も取られて(慰謝料でしょうか)このザマということで。
別れた家族とはその後会っておらず娘さんの結婚も人づてに教えてもらった田中さん。
(別れたとはいえ娘の結婚教えてもらえないって相当だよね)
それを聞いて百音は田中さんが大きなテーブルを注文した意味を知ります。
大きなダイニングテーブルで奥さんと娘さんともう一度一緒に食卓を囲みたい。
「最後にな。そんな夢も見たよ。」(田中さん)
でも。病気で弱った自分の姿は見せたくないし。
でも。夏に孫が生まれると聞いたらそれまで頑張ろうと思ったり。
「でも。頑張ったところで会えるわけねぇし。」(田中さん)
浮気性はともかく。ここにきてあっちへこっちへ揺れ動く田中さんの心境はなんとなくわかる。
大人だってしんどい
田中さんの話を聞いて何か力になれないかと思った百音は菅波先生へ相談します。
田中さんはもう少し頑張れたらと思ってるんじゃないか。
頑張ってできればご家族ともう一度会いたいって。
が。深入りしたくない菅波先生はスルーします。
「田中さんが本音を話してくれても私には何もできないから先生に相談してるんです。」(百音)
菅波先生は相談なら自分より知識も技術もある中村先生にするように言います。
でも百音はひかない。先生だって知識も技術も資格もあるじゃないかと。
「先生だったら田中さんを助けてあげられるのに。」(百音)
「助けられるならやってます!!」(菅波先生)
・・・先生が声を荒げたΣ(゚д゚lll)
治す医療にこだわりたいって言った人だもの。そりゃ助けられるならそうするよね。
でも今の医療の知識や技術では助けられない人もいる。田中さんもその1人。
「僕が挫折したことがないって言いましたよね。」(菅波先生)
百音には何でもできる立派な人に思えるんだろうけど先生だって色々あるよね・・・。
涙を流す百音。
一方の菅波先生も百音に当たってしまったことを外で後悔。
(百音にイラついたのは田中さんを助けることができない自分への苛立ちも込みでしょうね)
その日の椎の実では一人で勉強する百音の姿。
扉が開いて百音が振り返った先にいたのは・・・サヤカさん。
(菅波先生だと思ったんだろうねぇ。一瞬、表情が曇る百音がいじらしい。)
「喧嘩でもしたの?」(サヤカさん)
・・・お見通しですか。
何もわかってないのに先生へ無神経なことを言ってしまったと反省する百音。
そんな百音にサヤカさんは言います。
「若いあんたから見ると余裕綽々で生きてるように見える立派な大人もね。
ほんとは。ジタバタもがきながら生きてんの。案外傷ついてるし。必死なのよ。」
サヤカさ~~~ん。泣かせないで━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━!!
そうだよ百音。みんな必死なのさ。
大人はそれを極力出さずに平気なふりで過ごしてるだけさ。
迷う田中さんと菅波先生のドン引き
その週の日曜日でしょうか。菅波先生が田中さんの店(兼自宅か)を訪ねます。
でも実は百音が先に田中さん宅へお手伝いに来ておりました。
高速バスが事故渋滞で遅れてるから時間を潰させて欲しいと菅波先生。
たぶん嘘だね(・∀・)
(言い訳が下手だな菅波先生)
先生の予期せぬ登場に百音は自分がいる事を内緒にしてと田中さんへ無言でジェスチャー。
(だから百音の手の動きがいちいちカワ(・∀・)イイ!!んですよ)
これから東京へ戻る菅波先生。
東京と登米の行き来について意外なことを言います。
時々うんざりする。
でも時々東京で無性にこっちに来たくなったりもする。
・・・へぇ~。去年の5月頃は仕方なしに登米へ来てる感ありありでしたけど。(第6話)
今は逆に登米の方が恋しくなる時があるんだ。どういった心境の変化ですかね( ¯▽¯ )ニヤニヤ
「どっちが本心かって聞かれたら自分でもわかりません。本心なんてあってないようなもんです。」(菅波先生)
でも。それでいい。
1日でも長く生きたいという日もあれば。もう終わりにしたいと思う日もある。
それは当然なこと。
でも毎日考えが変わるなら。結論を急ぐのはやめにしていつでも自分が進みたい方向へ進路を変えれるように。
結論を先延ばしにできる治療を続けておきませんか。
積極治療は必ずしも明確な目標を掲げた前向きなものばかりじゃないと思っている菅波先生。
「迷う時間を作るための治療だと思いたいです。」(菅波先生)
・・・(ノд・。) グスン
菅波先生の器用じゃないけど心がこもった説得というか提案に思わず😢
迷うと言えばで先生相手にも始まった田中さんの昔の話。
優柔不断で好きな女も。あっちかも。こっちかも。いや案外そっちかもなんて。フラフラしちゃう。
「えぇ?」(菅波先生)
名前のとおり波のような引きっぷりに🤣🤣🤣
「先生もドン引きかよ。」(田中さん)
確かに。19歳の女の子である百音はともかく。
ある意味お年頃の先生なら賛同とまではいかなくとも少しくらい理解してくれると思ったのかもしれない。
先生は潔癖だね。
「もうちょっとだけ頑張ってみっか。」(田中さん)
店を後にし東京へ戻る菅波先生。
決意した田中さんは百音にテーブルと椅子を作ってもらいたいと再度頼むのでした。
まとめ
まさか菅波先生に泣かされるとは思ってなかったーな第28話。
いや、サヤカさんの立派に見える大人もジタバタもがきながら生きてんのというセリフにも泣いたけど。
サヤカさんに泣かされるのはまぁ想定内なので。
百音との衝突を経て深入りを避けてた先生が少し変化した瞬間。うん、いいね。
心に染みる言葉も多かったなぁ。
本心なんてあってないようなもの。迷ったっていい。迷うための時間。
あ。でも田中さんみたいに好きな人が複数いてフラフラ迷うのは駄目ですけどね!
百音も菅波先生もドン引き。価値観同じって大事だよね( *´艸`)フフフ
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