おかえりモネ第44話 ネタバレ感想

ドラマ感想

あらすじ

行きなさい。自分の思う方へ。

百音はサヤカに気象予報士試験の合格を打ち明ける。

そして森林組合でも仕事を辞め東京で気象にまつわる仕事を目指すと告げる。
残念がる一同だったが百音の決意を応援する。

一方、菅波も百音に影響を受け、迷っていた自分の進路を固める。

登米を発つ前に残されたやらなければならないこと。サヤカに促され百音が向かった先は・・・。

旅立ちの準備

サヤカさんと話をするため能舞台を訪れた百音。サヤカさんは仕舞の稽古中。

「どうだった?」(サヤカさん)

「カッコよかったです。」(百音)

はい。その凛々しい佇まい。憧れます。

サヤカさん曰く舞を舞うことは、能では陰と陽を整えることを意味するという。
陰と陽のバランスが悪いとこの世界全体が不安定になると。

それを聞いた百音は「低気圧と高気圧も陰と陽かも」と思う。

気圧の差をなくすために風が吹く。水の量が偏らないように雨が降る。

・・・つい気象の話に置き換えてしまうあたり百音も立派な気象予報士だね( *´`)

雨。そう雨といえばとサヤカさん。舞を舞って天の陰陽が整うと雨が降るって言われてるそうで。

・・・あぁ~雨乞いってありますもんね。

「おもしろいね。いろんなものが繋がってて。」(サヤカさん)

( ー̀ ー́)⁾⁾ウンウン

能の話から思わぬ方向へ話が飛んでしまいましたが。サヤカさんに嘘をついたことを謝る百音。

サヤカさん、やっぱり百音が嘘をついてしまった気持ちはわかってたんですね。

でも。”仁に過ぎれば弱くなる”。甘やかし過ぎると駄目人間になる。
年寄りは甘やかすと弱くなるから下手に情けなんかかけなくていいと百音に言います。

「わたしは1人で生きてきた。これからも1人で生きてゆく。だから強いの。」

明るく。力強く。言い切るサヤカさん。百音に自分の思う方向へ進むよう伝えます。

カッコいいなぁ😭
(こう言い切れるまでにいろいろ葛藤もあったんでしょうが)

そこへ降り出した雨。

「ほらね。すべてが整ったら雨が降る。」(サヤカさん)

出来すぎじゃありません?ってくらいに百音の旅立ちの準備が整ったようです。

2人の進路

サヤカさんと話は出来たし。次は森林組合にだよね。

「ん?辞める? えっ!!辞める!!?」(翔洋さん)

気象予報士試験に合格したことは聞いてたけど百音が辞めるとは思ってもいなかった森林組合一同。
話を聞きつけた里乃さんやみよ子さん達、診療所のスタッフさん達もやって来る。

山じゃ駄目なのか翔洋さんに聞かれた百音は答える。
山は大好きです。ここでの仕事も。皆さんのことも。

「山が駄目なんじゃないよ。山を知ったから空の仕事がしたくなったんだ。」(サヤカさん)

百音を見て「この子、いい顔になってきたでしょ」とサヤカさん。
最初、登米に来たときの百音の顔はそりゃもう酷かったらしい。

・・・私ら見てる方は登米へ来て1か月経った頃(第1話)の百音の顔しか知らんけど。
川久保さんも木村さんも賛同するくらいだからさぞかし思いつめた顔してたんだろうなぁ。

「それがここまでになったのは。皆のおかげだよ。」(サヤカさん)

あかん。これは泣く。😭😭😭

やっと見つけた自分の道。みんな寂しいけど。最後はやっぱり応援してあげたいよね。

「わかりました。頑張ってください。」(翔洋さん)

「ありがとうございます。お世話になりました。」

頭を下げる百音。森林組合へ集まったみんなが百音との別れを惜しみます。

そんな百音の姿を見つめる菅波先生。別れを惜しむ輪の中には入らず1人外から。
その顔がまた!優しくてだな!!なんかいじらしいわ。

その菅波先生もまた4月からの自分の進路を固めたよう。
もうしばらく今のまま東京と行き来して登米では訪問診療を続けると。

・・・おっ。現状維持ですね。報告を受けた中村先生も意外な回答に驚いた様子。

「僕は何かを考える前に手が動くようにならないといけない。」(菅波先生)

痛いと言ってる人がいたら何も考えずその痛みに手を当てられるように。
そういうことが出来る人間にならないといけない。だからもう少し登米にいると。

代わりに登米勤務する人が見つからないから困ってた。よかったぁと明るく言う中村先生だけど泣くのを堪えたような表情で・・・。

初期の頃の菅波先生を思うとねぇ。百音とは違った意味で成長したというか🥹

電話を切った菅波先生が見つめるのは前回43話で百音に伸ばせなかった左手。
痛いと言ってる人に即座に手を当てられるように。百音への思いが感じられていい。

大事なことは言いづらい

次の日。いつもどおりの食卓だけどサヤカさんが百音に言います。

「あなたにはまだやんなきゃいけない大事がことが1つ残ってる。」(サヤカさん)

何だろう??

「気仙沼に行きなさい。行って家族に話してきなさい。」(サヤカさん)

百音が胸の内に抱えてきたものを。自分の言葉で。ちゃんと家族に伝えてきなさい。

サヤカさーーーん。゚゚(*´□`*)°゚。

サヤカさんに背中を押され実家を訪れた百音。

テーブルには龍己さんの大きな春牡蠣。美味しそう~~~~~。

突然帰って来た百音に耕治さんは不思議顔だけどみーちゃんは「お祝いだよ」とフォロー。
百音の気象予報士試験合格に。自分の高校卒業。そして水産試験場配属決定。

お~~~。みーちゃん、おめでとう(*´ω`*ノノ☆パチパチ

「なぁモネ。なんか話があって来たんじゃないか?」(耕治さん)

まぁ県内とはいえ長期休みでもないのにいきなり帰ってきたらそう思うよねぇ。

「あ。そうだ。お父さん、飲もう。」

・・・百音、誤魔化したꉂꉂ(˃▿˂๑)

しかもおちょこで一気飲み。みーちゃん、唖然。

「家族だからうまく言えない。でも言わなきゃね。」(語り)

ほんと。雅代さんの言うとおりですよ。

っていうか百音は日本酒を勢いよく飲み続けて大丈夫なのか。
ちゃんと家族に話ができるのか。別の意味で心配になるよ~~~。

まとめ

サヤカさんと話をして。森林組合でも東京行きのことを伝えて。

着々と進む百音の旅立ちの準備に私の涙腺が終始やられっぱなし。

寂しさはあれど別に悲しいわけじゃないのにな~。なんでこんなに泣けるんだろう。

それにしても「すべてが整ったら雨が降る」ってとても素敵な言葉だな。うん。

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