おかえりモネ第24話 ネタバレ感想

ドラマ感想

あらすじ

知識は武器です。
持ってるだけでは何の意味もないし使い方も難しい。ですが持っているに越したことはありせん。

百音は菅波に気象の勉強を教えてもらうようになるが理科の基礎知識に乏しいためなかなか勉強は進まない。

一方、森林組合では新事業の学童机のサンプルが完成する。
出来は上々だったが木材の乾燥に時間がかかるため今のままでは設定される納期に間に合わないことが判明する。

理科の参考書で気象の勉強を復習していた百音が何かを思いついて・・・。

新事業と勉強会の始まり

学童机のサンプル作成。まずは伐採した木材の乾燥作業。

木村さん曰く、木は乾燥が一番厄介だと。
天然乾燥だと時間ばっかりかかるし。乾燥機は早いけど燃料代が高くつく。

うんうん(*・ω・)(*-ω-)

夜は椎の実で気象のお勉強。
「次回」が実行され菅波先生に勉強を教えてもらうようになった模様ω)フフフ

この日のテーマは“なぜ雲ができるのか”

蒸発、昇華、融解、凝固・・・(水の変化ですね)
ホワイトボードに書かれた単語が懐かしい~~~。

水の蒸発のテーマから例えとして菅波先生があげたのは洗濯物が乾く話。
めちゃくちゃ寒い冬でも長く洗濯物を干しておけば一応乾くし空気を循環させればさらに蒸発は早く進む。

「洗濯物を干すとき風が吹いていると早く乾きます。」(百音)

「・・・天才です。」(菅波先生)

「やった!」(百音)

ねぇねぇ。何このかわいい生き物たち。保護していい??(おい)

それはさておき。百音の理解が一歩前進かに思えた勉強会でしたが。

「あっ。乾燥もそうですか?」

木材の乾燥へ話が脱線していく百音。

その木の中にあった水分ってどこに行くんでしょう?どっかに集まってんですかね?
・・・水分たちが集まる様子を想像すると微笑ましいね。でも。

「あの。いったん木から離れてもらってもいいですか。」(菅波先生)

教える方は大変だー(*ゝ∀・)v<ガンバ♪

進む新事業と進まない勉強会

学童机は木材の乾燥が終わり加工作業へ入りサンプルが出来上がった!

「美しい~!!」

盛り上がる森林組合一同。そこへやって来た熊さんが冷静にひと言。

「重いんでねぇか?」

あっ。このサンプルそういえばオール木材・・・。
百音が持ち上げようとするも持ち上がらない。

「重いです。」(百音)
「気づかなかったぁ~。」(木村さん)

仕上がりに気を取られてそこ気づかなかったのね(´▽`)

このあと学童机は足をスチール製に改良してサンプルが完成。
軽いし。値段も安いし。いいものが出来たようです。

一方、気象の勉強会はなかなか進まない様子。

「このペースじゃいつまで経っても雲はできないし台風も来ませんよ。」(菅波先生)
「台風・・・。早くそこまでたどり着きたいです。」(百音)

台風といえば。
百音は菅波先生に自分が超大型台風の日に生まれたことを話します。

「予定日より2週間も早くて。でも満月だったからじゃないかって。」(百音)

確かに。満月の日って赤ちゃんが産まれやすいってよく言われるよね。

もちろん菅波先生は科学的根拠のない話と一蹴しますが。

納期という大問題

完成した学童机のサンプルを持参して市役所へ出向いた森林組合一同。

市の担当者の受けもよく予算面もクリアするものの問題が浮上します。

それは“納期”。

市では半年後までに4,200セットの生産が必要なのに対して現状ではひと月30台の生産が限界。

全然間に合わない。

「公共事業は予算と納期は絶対なんで。」

ですよねー。(まぁ公共事業じゃなくとも予算と納期って基本ついて回る問題だけど)
いくら物が良くても必要な生産数に追いつかなければ事業としては成り立たないわけで。

入札参加予定の東京の大手家具メーカーだと年内(3か月くらい)で納入できるらしく。
勝ち目がない。落ち込む森林組合一同。

安くて早いものばかり使うようになった現状を嘆く川久保さん。

「安くて早くて何が悪い。」(サヤカさん)

「誰も木を使わない。」(川久保さん)

だから美しい木なのに。余って仕方なく切り倒して粉々にされてしまう。
川久保さんの想いが泣ける。そして耳が痛い。(庶民としては安いものを手に取るからさぁ)

サヤカさんは子どもたち全員に行き届かない以上、公共機関として扱える商品じゃないと冷静に判断するも。

「わかってますよ。だから。鉄やコンクリートに負けてきたんだ。」(川久保さん)

川久保さんの悲嘆は林業の現状と未来とも絡んで難しい問題です。

知識が武器になる

その日の勉強会。学童机の件が頓挫しかけ落ち込む百音を目にした菅波先生。

「物事がうまくいかなくて落ち込むような時。僕は何かしら新しい知識を身につけるようにしています。」

なるほど。真面目な菅波先生“らしい”フォローだねぇ。

「だから。先生はいつも勉強しているんですね?」(百音)

ん?? 百音つまりそれは・・・。

「僕が四六時中落ち込んでいるとでも?」(菅波先生)

百音、ほんと菅波先生に対しては遠慮がないんだよねー(ˊˋ)

その菅波先生はなんだかソワソワ。

「このタイミングで出すのは我ながらあざとさを感じて嫌なんですが。」

そう言って差し出したのは書店の袋。

百音が取り出しみるとそれは”中学校理科”の参考書でした。

菅波先生曰く百音がいま持っている本は極端すぎると。

確かに。“気象予報士試験のテキスト”と“絵本”の差は激しい。
基本に立ち返るということで理科の参考書なんですね。
なるほど。よく考えてくれてますね。

菅波先生は「たまたま目についてので」と言ってるけど。

い~や~。学校の教科書とか参考書なんて普通の街の本屋ではなかなか置いてないでしょう。
取り寄せたか。東京の大型書店あたりで探したか。奥ゆかしいねぇ。

自分のために買ってくれたので参考書の代金を支払おうとする百音でしたが。

「誕生日プレゼントです。」(菅波先生)

(;゚ω゚)ェ……………….

「9月生まれでしょう? 1995年の台風の日に生まれたなら。」
「しかも満月だったなら。たぶん“おととい”です。」

菅波先生・・・お、お調べになったんですね。
そして特定したんですね。百音の誕生日を。何気なく話した台風と満月の話から。

まぁ・・・誕生日プレゼントっていうのは百音に代金を支払わずに受け取ってもらう口実だろうし。
気になることがあったらとにかく調べる性格なんでしょうし。

少しだけ引いたのは事実ですが。(私が)

「しかし。誕生日プレゼントに参考書って子どもなら泣くレベルの嫌がらせだな。」(菅波先生)

まぁ大人は泣きはしないけどドン引きするかなー(-´∀-)アハハ‥

でも大丈夫。百音は先生の優しさをちゃんとわかってますよ。

早速、参考書を読んで“熱の伝わり方”について自習。

日が変わって。勉強した内容を思い出しながら洗濯物を干す百音。

「んー?」

何か引っかかった様子。手に取った参考書には。

“蒸発は主に太陽エネルギーによって起こります”という文章。

蒸発、太陽、ビニールハウス・・・。

「サヤカさーん!」

何か思いついた様子の百音。勉強していた内容が早速役に立つか?

まとめ

プライベートでは気象の勉強会。仕事では新事業である学童机のサンプル作り。
この2つが並行して描かれる第24話。

勉強会は・・・百音の理科の基礎知識が乏しいこともあってなかなか進まない。
そんな百音へ菅波先生は誕生日が近いことを口実に“誕生プレゼント”として中学校理科の参考書を贈る。

正直なところ若干ひいたよね。(まぁそういう性格なんだろうなと理解はしたけど)

そしてうまく行くかと思った新事業は“納期”という点で暗雲が・・・。
でも百音が勉強中の理科の知識が突破口となるのかな??

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