おかえりモネ第117話 ネタバレ感想

ドラマ感想

あらすじ

大事な人たちが幸せになる。こんなに嬉しいことない。

菅波が百音の実家へ挨拶のため訪れるも父の耕治は不在であった。

百音は菅波に未知の研究スペースを案内し、2人はそれぞれが思う未来の話で盛り上がる。

そこに泥酔状態の耕治が帰ってきてー。

鬼の居ぬ間に・・・

決死の覚悟で亀島の永浦家を訪れた菅波先生だったけど。まさかの耕治さんが敵前逃亡。

龍己さんも「あとは耕治と話せ」と自分の部屋へ引き上げちゃった。

百音は後を追って龍己さんの部屋へ。

「別に気に入らないわけじゃねぇんだよ。一目見りゃあいい人だってわかるし。」(龍己さん)

うちの孫娘は2人ともいい彼氏をつかまえたと嬉しい評価をくれる龍己さん😀
(みーちゃん→りょーちんへの矢印は龍己さんも知ってるのね)

「男を見る目っていうかそういう才覚は。俺のハニー、ばあちゃん譲りだな。」(龍己さん)

「絶対そう。」(百音)

( ˆˆ  )フフフと笑い合う2人。

自分はいい男。自分の彼氏はいい男。と言ってるわけで何気にすごい会話だ🤣

でも、確かに龍己さんも先生もいい男だよ!!

さて。彼女とじいちゃんがそんな会話をしてるとは露知らずの菅波先生。
緊張しつつも居間で永浦の家を興味深く見つめている様子。

「大丈夫よ。わたしは仲間だから。」(亜哉子さん)

え?と驚く菅波先生。

そう。男女の違いはあれど仙台出身で島の人間じゃない亜哉子さんもかつて同じ経験をしたわけで。

「外から来ると緊張しますよねぇ。こういう雰囲気。」

歴史というか。時間というか。

「共有していない物の多さに圧倒されます。」(菅波先生)

頭では理解していても実際に訪れてみてやっぱり思い知る部分もあるよねぇ。でも。

「外から来た人間だから見えることもあるし。できたこともあったと思うんです。」(亜哉子さん)

・・・亜哉子さん、いい先輩っっっ!

親父、帰還

耕治さん不在では挨拶も進まないー。

だからなのか龍己さんの作業場兼みーちゃんの研究スペースでもある部屋を先生に案内する百音。
百音もいまここで養殖業の合理化に気象情報が役立たないか調べてますね。

気象と養殖かぁ🤔と考え込む先生。

「無謀だと思う?」(百音)

「厳しいけどそういう見方もあるだろうね。」(菅波先生)

おべんちゃらは言わない先生(;´∀`)

百音も容易ではないとわかってるけど「簡単じゃない。だからやるんだ。」って耕治さんの言葉に背中を押された。

「あなたの無謀ついでに僕の話もすると・・・」(菅波先生)

「やっぱり無謀って思ってる🤨」(百音)

遠慮のない先生とそれにプンスカする百音がかわいい。ほんとこういう2人のやり取りを永遠に見ていたい。

ちなみに。先生の話は新しい地域医療の形を考えたいというもの。
地域か都市部かどちらかを選ぶのではなくこの2つは両立する。

つまり、登米の診療所と東京の大学病院を行ったり来たりしてたあのスタイルが先生の目指すもの。

「うちの会社とも連携して。災害時の避難とか気候に合わせた体調管理なんかも先生と協力してできたら。」(百音)

普段口数の多くない2人が淀みなく喋る喋る(ほんと仕事の話好きだなこの2人🤭)

ガッシャーーーーーーーーーーン!!!

・・・ビクゥッΣ(゚ω゚ノ)ノ

「ったく。色気のねぇ会話してんなぁ。」(耕治さん)

見事なまでの酔っ払い親父が帰ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

結婚を誓い合った若い2人のする会話か? 東京勤めは続けるけどゆくゆくは結婚したい?
そんな上手くいきますかね~~~。

耕治さん、先生にうざ絡み🤣
太刀打ちできない菅波先生の小動物化アゲイン🤣🤣

騒ぎを聞きつけて亜哉子さんが飛んできた。

「ちょっとぉ。お父さん帰ってたの?」(亜哉子さん)

「帰った。」(耕治さん)

・・・ここの”帰った”の言い方が子どもみたいでめちゃくちゃおもしろい🤣🤣🤣

なにそんな酔っぱらってと耕治さんの背中を叩く亜哉子さん。強い。

何て日だ!

居間へ移動した4人。

そのままようやく”ご挨拶”かと思いきや「俺だってちゃんと計画は立ててんだ」と百音&菅波先生に永浦水産の”事業計画書”を見せる耕治さん。

・永浦百音の気象技術

・永浦未知の最新研究

娘たちのスキル、フル活用ですね🤣

経験は浅くてもやり方はいろいろある。自分に漁師の勘が足りないなら科学で補えばいい。

「借りられるものはどんどん借りればいい。」(耕治さん)

「いいですねぇ。」(菅波先生)

おっ。お世辞ではなく心から菅波先生が耕治さんの意見に同意してきたよ。
(そんな先生を見て心から嬉しそうな顔をする百音がまた良い)

業者を超えて力を借りるっていうのはいい方法だと思う(by菅波先生)

違う分野をつなげることで出来ることも拡がったりするし(by百音)

医療も多種多様なエキスパートが関わることで患者さんへの新しいアプローチが生まれたりしてる(by菅波先生)

若い2人の熱量に押されつつも「そうだよ」と同意する耕治さん。

「みんなそれぞれの場所でなぁ。持てる力を発揮すれば案外、全体がうまく行く。」(耕治さん)

「お父さん。素晴らしい考えです。」(菅波先生)

ここですーっと詰め寄る菅波先生の間が絶秒🤣

お父さんがそういう考え方なら。百音さんと僕のそれぞれが違う場所で違う仕事をしながらいずれ一つの目標へ向かうというイメージを共有してもらえないか?

耕治さんへ畳み掛ける先生。

んー?百音さんって呼んでんの? っていうかさっきからお父さん連発も気になってんだけど。
耕治さんも負けずに突っかかる🤣

「とにかく。3人とも今はやりたい事があってそれを尊重し合うってことでいい?」

にっこり笑って話をまとめてくれる亜哉子さん。ありがとうごㄜ”います(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚

菅波先生にも耕治さんの「簡単じゃない。だからやるんだ。」という言葉がとても響いたようで。

「仕事もそうですが。百音さんとのことも。2人で乗り越えて行きたいと思っています。見守ってもらえないでしょうか。」

菅波先生の言葉に亜哉子さんにっこり。娘の彼氏からこんな真摯に思いを伝えられたらそりゃ嬉しいわぁ。

どうなんだよ。百音に意思を確認する耕治さん。

「わたしは。先生じゃないと駄目だから。」(百音)

➳ ( ˙-˙ = )♡ズキュン

菅波先生、こらえてるけど口元ちょっと緩んでるよ🤣(嬉しいのはわかる)。

耕治さんも娘にここまで言われるともう何も言えないようで(;’∀’)

「俺が最初にこの2人はいいってピンときたんだよ。何なら本人たちより前に俺はわかってたよ。」(耕治さん)

・・・確かに。東京編でまだ付き合ってもないのにいろいろアシストしてました🤣

そこへみーちゃんからのLIME。お互い気持ち通じ合ったと嬉しい結果報告。

じゃあ、やっと?と喜ぶ亜哉子さん。
対してみーちゃんも?今日は何て日だと男親の悲哀は隠せない耕治さん、ドン( ゚д゚)マイ

2人を心配していた百音も大喜び・・・してない。様子が変だし。大丈夫かな??

席を外した百音は先生に思いを打ち明ける。

「嬉しいんです。すごく。でも先生、これは。自分が救われたから?」(百音)

人のためと言って結局自分のためじゃない? 東京編での莉子さんの言葉がよぎる。

「いや。」(菅波先生)

そうだよ。気象の道を目指したのも自分の大事な人たちを守りたいと思ったから。
百音の”人の役に立ちたい”という思いはブレていない。

先生が即否定してくれてよかった。

大事な人たちが幸せになって嬉しい。

よかったと涙を流す百音の美しいことよ。

そんな百音の背中をトントン叩いて”手当て”する菅波先生、2人の姿が尊いことよ。

2人の様子を陰ながら覗いて…もとい見守っていた耕治さんと亜哉子さん。

「まいったな。ありゃニコイチだ。」(耕治さん)

そういうお2人も良きニコイチですよ(*´ `)

あいつの影が・・・

<2020年1月14日>

百音はいつもどおり朝からラジオ放送。一方の菅波先生はというと永浦家で誰かと電話中。

っていうか先生、なにそのラフなスタイル! 寝間着か? これが先生の寝るときのスタイルなのか。
それに寝ぐせ!!あと寒いのかストーブの前で体育座りして足の指をさすさす。

一瞬で情報量が多すぎる。あとカワ(・∀・)イイな、この野郎!!

と思ってたら電話の相手はなんと中村先生😶!!! 久しぶりすぎてびっくり。

呼吸器専門の医師を出してほしい。緊急らしい。そう言う中村先生に何かあったのか尋ねる菅波先生。

「うちもまだ詳細待ちなんだけど。感染症なら人手がいるから。」(中村先生)

ドラマの中でも新型コロナがやってキタ━━━━😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱━━━━!!!!
※日本で新型コロナウィルス感染症の初陽性者が確認されたのが2020年1月15日でした

というわけでお休みが1日短縮になっちゃった菅波先生は東京へ帰る準備。(気仙沼に着いて半日も経ってないだろうに😖)

「もう。離れ離れになっちゃうのねぇ。」(亜哉子さん)

亜哉子さんの言うとおりだよー😭 この鬼脚本😭😭😭

「百音さんは時々大切な人と離れるのをとても怖がります。」(菅波先生)

それはあの日、あの時、あの場所にいなかった百音の心の傷。

「でも僕のことは。離れていても大丈夫だと思っているようです。わりと最初の頃から。」

百音が先生に対して冷たいとか塩とか言われる由縁ですな。

亜哉子さんも思わず「なんかすみません」と謝っちゃった😅

「だから。百音さんがこれからの人生を共に生きるのは僕のような人間が最適なんじゃないかと思います。」

実に菅波先生らしい言い回しだけどちょっと難解でどういうこと🤔とも思った。

大切な人と離れることを怖がる百音が離れていても大丈夫だと思える。それだけの信頼と絆がある自分こそが共に生きるにはふさわしい。ってところでしょうか。

ある意味、自信満々(言い方は謙虚だけど)。それが嫌味に聞こえないのが菅波先生の凄さ。

この上なく嬉しい表情を見せる亜哉子さん。
お母さんがこんな顔してくれたらもう大丈夫だ。(耕治さん、亜哉子さんには敵わないし🤣)

そこへ百音が帰宅。先生を送っていくようです。

その途上、恵比寿様へお詣り。この恵比寿様は3回目の気象予報士試験を受ける前にお詣りしてたあの場所。
あの時は1人だったけど今回は菅波先生と一緒。わぁ~感慨深い。

先生は東京へ帰る前に登米へ寄ってサヤカさんに挨拶してくると。
百音も行けばいいのに~~~。まぁ仕事あるから仕方ないけど。

「春にまたこっちに来る。そしたら一緒に行きましょう。」(菅波先生)

・・・あ。あの。今日の流れからいくとそれ”果たされない”約束では💦

まぁでもそんなことは当時誰も想像できていなかったわけで。百音も「なんか先生がここにいるのが不思議(ˆωˆ  )フフ」と通常モードな会話。

「先生はこの土地の人じゃない。外から来た人です。でもそれが良かったんですね。」(百音)

そうだね。”百音にとって”はそれが良かった。

「だとしたら良かった。」(菅波先生)

そう。2人がこうして出会えてよかったね。

穏やかに笑い合う2人。

このまま平穏無事に過ごしてほしいんだけど・・・やっぱこれから来るんだよねぇ? あれ。
わざわざ中村先生を再登場させて”感染症”の単語まで出してきたしなぁ。

щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!

まとめ

祝!婚約成立!!めでたしめでたし(๓´˘`๓)ピース

で終わらせてもよかったと思うんだよ。なんせ最終週だし。

しかし、ここで差し込まれてきました。”コロナ”の影が。

放送時は絶賛現在進行形だった新型コロナウィルス感染症(今も終わったわけじゃないけど)。

中村先生から”感染症”の言葉が出てきた瞬間、思わず「ひぃっ😱😱😱」と悲鳴をあげたものです。

時代設定的にもドラマでは”描かない””取り上げない”選択肢もあったはず。(コロナが本格流行した時期より前にドラマの中で最終回をむかえればいいわけで)

でも、あえてこの新型コロナも”存在する”世界にしてきた。その覚悟は買う。
(フィクションであるドラマの中でまでコロナやマスクは見たくないという意見も多かったはず)

ただ中村先生の再登場が新型コロナを予感させるツラい役回りになっちゃったのは残念。

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