あらすじ
俺気づいたんだよ。美波が向こうにいるって。そう思ってるから美波に祈ってたんだよ。
新次がお金のことで相談があると永浦家へやって来る。
そして亮が船を買うための資金について耕治へある提案を話す。そこへ亮が現れる。
百音、亜哉子、未知が見守る中、新次はその提案に至った経緯を話し始める。
新次さん、家に来るってよ
お金のことで相談がある。耕治さんと話がしたい。これから永浦家へ行くと新次さん。
それを受けて百音はみーちゃんに電話。これからりょーちんを家へ連れてくるように頼む。
(ややおせっかいな気もするけど本人たちに任せとくと進みそうにないもんね、この親子は💦)
その頃、永浦家では亜哉子さんが龍己さんに掛け合ったおりました。
話題は当然例の話。耕治さんが銀行を辞めて海の仕事を継ぎたいと言った件について。
亜哉子さんも簡単に賛成できることじゃないとは耕治さんに言ってるけど。
耕治さんの性格からしても中途半端に銀行を辞めるわけじゃないだろうし、いろいろ手はずも整えて話をしてきてるであろうと。
(亜哉子さん、素敵🥹)
そんなことはわかってると龍己さん。
「もったいねぇんだよ。あいつ、あそこまで頑張ってよぉ。」(龍己さん)
せっかくずっと銀行で頑張ってきたんだから勤めあげて有終の美を飾ってほしい。そういう思いの方が強いのかもしれない。
「もう少し話をしてもらえますか」という亜哉子さんのお願いに対して「結論は出てる」と龍己さん。
確かにこの件は龍己さんが「うん」と言わなきゃ始まらない話だけど・・・。
そこへみーちゃんが来て新次さんの来訪を告げる。そしてりょーちんを連れてくるためみーちゃんは外へ。
24年前と逆
百音が新次さんを連れて永浦家へ。その姿を見た亜哉子さん。
「24年前と逆ね。」(亜哉子さん)
オオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*)
そうだ。24年前の百音誕生の時は”新次さんが百音を”連れて来たんだ。
その節は大変お世話になりました(亜哉子さん)
ありがとうございました(百音)
座ってお礼する2人に。いやいや、何回言うんよそれ照れるわぁみたいな新次さんがかわいい🤭
ちなみに24年前、百音が産まれた時りょーちんはまだ美波さんのお腹の中。
美波さんと2人で一緒に病院や買い物に行ったと懐かしむ亜哉子さん。
亜哉子さんと美波さんが楽しんでる姿さぞや美しかったでしょうねぇ。
出してなかったのね・・・
そうこうしてる間に耕治さんが登場。
新次さんがこたつの上に差し出したのは・・・。
封筒(気仙沼市の名前入り)、印鑑ケース、朱肉。そして美波さんの最後の肉声が入ったあの携帯電話。
「金のことで話がある。」(新次さん)
新次さんの許可を得て耕治さんが封筒から取り出した書類は・・・”死亡届”。
出してなかったんか━━(*´ω`)ノ━━い
確か「これ出したら亮が楽になれるのかな」と前向きな感じで終わったのが東京編でりょーちんが失踪した時だから・・・あれから約3年。
いや、出そうかと思っても踏ん切りつかずそのまま・・・で今に至る。まぁ普通にあり得る。
「出そうと思ってる。」(新次さん)
あれから結局出せてなかった死亡届を新次さんが今出そうとする理由。
「多少は金が入んだろ。これ出せば。」
あぁぁぁぁぁ保険金とかおりるのか!
そのお金をりょーちんに渡して船を買う資金にあてたい。そうしたら美波さんも喜ぶ。
それを踏まえてりょーちんの船の資金繰りをもう一度考えてやってほしいと耕治さんへ頼む。
そこへみーちゃんがりょーちんを連れて来た。
百音は龍己さんに新次さんとりょーちんが来たことを伝えに行くけど。龍己さんは作業部屋から動かない。
もう自分が出て行くこともない。2人できちんと話し合えばいい。
その龍己さんが少しずついろんな事から引いていってる感じが(。•_ก)さみしぃ・・・。
新次さん、気付く
さて。及川親子が揃った永浦家の居間。亜哉子さん、百音、みーちゃんは台所から3人を見守る。
封筒から出された”死亡届”。
これを出せば見舞金が出る。保険金の手続きもできる。そのお金を船の資金にあてろ。
耕治さんからりょーちんに説明される新次さんの提案。
「金は大事だ。生き死にに関わる。」(耕治さん)
でも。お前の気持ちはどうなんだ。耕治さんが新次さんへ問いかける。
「そこがまだ整理ついていないなら。」
携帯電話を新次さん側へ差し戻す。
「中途半端に判なんかつくもんじゃねぇ。」
ウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!
耕治さん、すごい。私は新次さんの提案を「いいじゃんいいじゃん」としか思わなかったけど。
新次さんの気持ちにまだ整理がついていないなら。お金のために中途半端な状態で判を押すのはよくない。
これなかなか言えない気がする。
お前の気持ちは? 死亡届を出す踏ん切りがついているのか?
問いかけられた新次さんはぽつぽつと自分の胸の内を話し出す。
「亮、ありがとな。」(新次さん)
いきなりの感謝の言葉に??となるりょーちん。
「お前がな。あんな風になって。俺いろんなことに気づいたんだ。」
息子まで奪われる恐怖。でも、そうなったら美波は寂しくなくなるかも。いやいや、冗談じゃない。
いろんな思いが頭をよぎりつつも「亮を戻してくれ」とひたすら美波さんに祈っていた新次さん。
「そしたらな。俺気づいたんだよ。美波が向こうにいるって。」
そう思ってるからこそ美波さんに祈っていたんだと話す新次さん。
美波さんが向こうにいる=もうここにはいないということ。
あれから9年。ずっと認めていなかった思いを受け入れていたことにようやく気づいた瞬間。
・・・新次さんの心の踏ん切りはちゃんとついている模様。
あとは2人で話せ。そう言って耕治さんが席を外し第112話は終了。
残すは”一緒に船に乗ってほしい”りょーちんvs”もう乗る気はない”新次さんの話し合いでしょうか。
次回も見るのに体力がいるな、これ(;´∀`)
まとめ
美波さんは”向こうにいる”。9年かかって気づいた新次さんの気持ち。
ポツポツと。淡々と語るその話がなぁ。泣く。泣くわ、こんなん。
それにしても耕治さんの「中途半端に判なんかつくもんじゃねぇ」はグサっときた。
人生の教訓としてずっと胸に留めておきたい。
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