あらすじ
ちょっと痛いな。しんどいなと思ったら。心にためていること。言えないこと。少しだけでも外に出してみてください。
百音が仕事をしているところへ再びあかりがやって来る。
あかりが亜哉子の元・生徒だと知った百音は、あかりを永浦家に連れて行く。
6年ぶりの再会を喜ぶ亜哉子とあかりは、思い出話に花を咲かせる。
その夜、百音が亜哉子と一緒に夕食の準備をしているとー。
二人がいないと私も困ります
いきなりのOPテーマ「なないろ♪」から始まりちょっとビックリしてたところに。
のっけから百音と菅波先生のトーク(電話)がキタ━(゚∀゚)━!
まぁ龍己さんが家業を整理しようとしている話なので。相変わらず色気も何もありませんが。(でもそこがいい)
百音は家族がそのことで悩んでいる。でも、家の仕事のことは自分が簡単に口出しできないからと話したところ。
「離れていた人間にとやかく言われたくはないでしょうしねぇ。」(菅波先生)
言い方…コラコラッΣヽ(゚∀゚;)!!
「先生、言葉がきついです。」(百音)
はい、百音からも苦情入りました。あっ・・・と気づく先生。もうお馴染みのやり取りで微笑ましい🤭
でも先生が言ったことは間違いではなくて。百音自身が一番感じていること。
「はい。でも。一度離れたから。それで戻ったから。感じてることもあって。」(百音)
皆ここでずっと踏ん張って何とかやって来た人たちだから。逆に言えないこともたくさん抱えている。
痛みはきっと何年経っても消えない。言ってほしいと話してもわかるわけないと突き放される。そうだと思う。
「でも。痛みを抱えたまま平気な顔で居続けるのはつらいでしょ。」(百音)
さて。菅波先生はこの難題にどう答えるのか。
「まずは。ここが痛いって言わせてあげるだけでいいんじゃないですか。」(菅波先生)
ここが痛い。まだ痛む。口に出させることで本人の心を軽くする。解決は無理でもそれで糸口が見つかることもある。
+。:.゚おぉ(*゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚
「先生の言葉は時々きついけど。わたしにはないと困る。」(百音)
・・・そんな雰囲気じゃないのにド直球の盛大な惚気にも聞こえる🤭
これも重荷の言葉になるかもしれないけど。前置きした上で先生が口にした言葉は。
「頑張れ。」(菅波先生)
・・・シンプルだけど愛情がこれでもかと込められていて。なんか甘ーーーい(/ω\*)♡
あぁぁぁぁん。もっと2人のやり取りを見せてーーーーー!!!
※本編に不満があるわけではありませんよ
百音の優しい声がいい
そんな先生とのやり取りを経ての百音のラジオ放送。
そこに被さる映像は気仙沼の気嵐。
美しいー✧(✪д✪)✧となるけどきっと地元の人は日常だから特に何も思わないよね。
でも百音は一度離れたからこそその美しさを改めて感じたわけで。
「ここでちょっと。気象と心にまつわるお話です。」(百音)
そして今度は永浦家の日常を被せながら続くラジオの放送。
低気圧の接近。こんな日は体が痛かったり頭が重くなったりすることも。
「今日のような日は。忘れていた痛みがぶり返したりするものです。」
それは体の痛みだけではなく。心の痛みも。
ちょっと痛いな、しんどいなと思ったら。心にためていることや言えないこと。少しでも外に出してほしい。
「ここに来て話してくれてもいいです。声を。聞かせてください。」
ラジオでの百音の呼びかけ。
百音(というか中の人か)の優しく落ち着いた声も相まって(߹𖥦߹)グスン
再びのあかりちゃん
というわけで。百音がはまらいん気仙沼にリクエストBOXを設置していたところへやって来たのが。
赤いマフラー・・・あかりちゃんだ!
ラジオを聞いて早速話を・・・ではないのね😅
でも何か用事があって来た感じだけど。「悪いから」と遠慮するあかりちゃんに「悪いことなんて何もないから」と百音。
「子どもは。堂々と大人の力を借りていいと思う。わたしもいろんな人の力借りてきたから。」(百音)
・・・百音がすっかり”大人”の立場へ回ってることに時の経過と成長を感じる!
永浦さんはテレビに出てた人でしょと聞くあかりちゃん。
「ってことは。永浦先生の娘さん。ですよね。」(あかりちゃん)
永浦先生🤔??
・・・亜哉子さん(=元小学校の先生)か!!!
「先生に会いたい。」(あかりちゃん)
亜哉子”先生”との再会
ということで。永浦家へ連れて行って亜哉子さんと再会!
あかりちゃん、亜哉子さんの元・生徒だったのねぇ~。
ちなみに。時間的に中学生がいるには早い時間。
ひょっとして学校サボってきちゃった?と聞く亜哉子さん。
すみません、サボってきました。でも時々ですよ。と素直に自白しちゃうあかりちゃん。
初対面時、百音にはほとんど口を開かなかったあかりちゃんだけど。
亜哉子さんに対しては普通にお喋りして明るい笑顔。亜哉子先生のこと大好きなんだね🤭
あかりちゃんの6年間の不在は北海道への引っ越し。震災後に母方の実家である北海道へ行ってそれで気仙沼に戻って来たということだね。でもー。
「ほんとは。戻ってきたくなかった。」(あかりちゃん)
少し迷いながらも亜哉子さんへ本音を話すあかりちゃん。
気仙沼が嫌いなわけじゃない。学校も楽しい。新しい友だちも出来た。家族も気仙沼へ戻れて喜んでる。
「ただ。ずっと言えなくて。」(あかりちゃん)
あかりちゃんがずっと誰にも言えずに1人で抱えてた複雑な胸のうち。
言えてよかった。言ってもらってよかった。
これであかりちゃんの心が少しでも軽くなれば。今日のテーマだよね。
亜哉子さんの”あの時”
その日の夜。百音と亜哉子さんで夕食の準備をしていたところ・・・亜哉子さんに異変!
どうしたんでしょう? なんかしんどそうだけど体調不良ではなさそう?
ここから昼間再会したあかりちゃんの話題になるわけですが。
ほんとにちっちゃかった。かわいかった。1年生だった。あの時。
そう・・・あの時・・・。小学校の先生時代、震災の時のことを話し始める亜哉子さん。
学校で子ども達を守ろうと必死だったあの時。
でも。あの長い夜の一瞬・・・ではなく10分くらいの時間。
「わたし。あなた達のこと考えてたのよ。」(亜哉子さん)
吐き出すように絞り出すように口に出した亜哉子さん。
・モネはお父さんと一緒だからきっと大丈夫
・でも未知は?おばあちゃんと2人で大丈夫? いやいや、きっと避難してる
・でもモネがお父さんと仙台ではぐれていたら
「モネも未知も。泣いてたら・・・」(亜哉子さん)
先生だってそりゃ自分の家族の安否には心乱れるさ😭😭😭
「気が付いたらわたし。学校から出ようとしてた。あなた達よりうんと小さいあかりちゃん達を。置いて行こうとしてた。」
∑(゚д゚lll)
子どもたちを守らなければいけない先生としては”正しくない”行動。
これが辞めた理由なのか。そりゃなかなか言えませんわ・・・。
まとめ
百音と菅波先生の遠距離電話にほっこりし。天気予報の百音の優しい語りに癒され。
あかりちゃんも心にためてたことを口に出せてよかったねぇと優しい気持ちに包まれてたら。
最後の最後に亜哉子さんの衝撃告白が飛び出し😭😭😭したまま終わった第104話。
あの頃、亜哉子さんのような思いを抱えた大人たちもたくさんいたんだろう。
あかりちゃんのように痛みを言えて亜哉子さんが少しでも楽な気持ちになれればいいんだけど。
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