おかえりモネ第103話 ネタバレ感想

ドラマ感想

あらすじ

聞くから。全部。思ってること全部言って。言ってほしい。

龍己が壊れたカキ棚を直さず、永浦水産をたたもうとしてることがわかる。

亜哉子と未知は、それぞれ自分が継ぐと永浦水産の存続を主張するも結論は出ない。

百音は将来について悩む未知に「思っていることを全部言ってほしい」と話すが・・・。

1本の電話

酔い覚ましを終えて永浦家へ帰宅した百音とみーちゃん。

亜哉子さんはかつて民宿へよく来てくれていた男の子からの手紙を読んでいた。ちなみに雅代さんの民宿には別の側面もあったようで。

「この島では民宿を営む人たちが中心となり”島の里親制度”というものをやっていました。」(語り)

学校や家庭に馴染めない子どもたちを夏休みの間預かって島の生活を体験してもらう。それで少しでも心がホッとできたらいいねという取り組み。

・・・へぇー。そんなこともやってたんだ。

ちょうど回想で亜哉子さんが手伝ってる様子も出て来たけど。元・学校の先生である亜哉子さんがこういう取り組みしてた雅代さんに憧れ抱くのよくわかる。

そんな永浦家へ掛かってきた1本の電話。

あら、なんか不穏な空気が・・・(相手は事務長さんって言ってたけど漁業関係?)

わたしが。わたしが。

「カキ棚。直さないってどういうことですか?」(亜哉子さん)

龍己さんの考えが亜哉子さん達にバレた━━(|||゚Д゚)━━!!!!!!

あぁ。やっぱりさっきの電話が漁協の事務長さんからで。そこでわかったのか。

「なんで。わたしだけ知らないんですか。」(亜哉子さん)

うん、龍己さんに悪気がないのはわかるしいずれ話すつもりだったとはいえ。手伝ってきた亜哉子さんからすると何の相談もないのはショックだ。

「俺は。この永浦水産は。俺の代で終わっていいと思ってんだよ。」(龍己さん)

龍己さん、はっきり言っちゃった∑(゚Д゚)!!

亜哉子さんがいつからそんなこと考えてたんですかと戸惑うなか・・・。

「わたしが継ぐよ。」(みーちゃん)

ぴしゃりと言い放つ。

おじいちゃん、何言ってんの? そもそもそのつもりだったんじゃないの? それに皆も自分が継ぐと思ってたでしょ?

水産高校に行って水産試験場というみーちゃんの道のりは確かに後継を歩むにふさわしいルートだけど・・・。

「みーちゃん、あんた研究が好きだろ。」(龍己さん)

やっぱり、龍己さんもわかってましたか。

新しいものを探す研究と実際に生産して出荷する養殖は、同じ水産業といえど違うもの。
だから、みーちゃんを永浦水産の後継にとは考えていないということだね。

そんなのいい、とにかく継ぐよと言うみーちゃんだけど。そこに再び亜哉子さんが入ってくる。

「カキの養殖。わたしが続けます。」(亜哉子さん)

細々とでも大丈夫。その間にいろいろ方法を見つけましょうか。

まぁ時間稼ぎでそれもありだけど。でも亜哉子さんには亜哉子さんの夢が・・・民宿再開が・・・。

「亜哉子さんは子どもに関わる仕事がしたいんでねぇのか。」(龍己さん)

亜哉子さんは民宿を再開して雅代さんの時の里親制度をやってみたいんじゃないか。

龍己さんは亜哉子さんが学校の先生を辞めたのは雅代さんの介護が原因で。それが心残りだったんじゃないかと思ってるのね。

あれ? でも亜哉子さんが先生辞めたのって雅代さんの介護問題だっけ?
この話題はかなり序盤から話に出てきてるけど。確かいろいろあって辞めたって感じでこれ!って理由は亜哉子さん言ってなかったような🤔

「違います。」(亜哉子さん)

おばあちゃんのせいなんかじゃない。強く否定する亜哉子さん。

「わたしが教師を辞めようと思ったのは・・・」(亜哉子さん)

ここまで言って辞めた”理由”を口に出せない亜哉子さん。いったい何が😱😱😱

亜哉子さん、みーちゃん。それぞれの夢や目標。
そしてこの話題にはたとえ家族でも容易に踏み込めない百音と耕治さん(←実は帰宅したところだけど話の輪に入っていけずとっさに隠れた)も印象的。

全部選べばいいのでは?

「大丈夫。わたしが何とかする。」(みーちゃん)

みーちゃんの部屋でさっきの話の続きをする永浦姉妹。

みーちゃん的には自分がいるのになんであんなこと言い出したのかわかんないとやや怒だけど。

「でも、おじいちゃんが言ってたことは。そのとおりなんじゃないの。」(百音)

ウンウン(*-ω-)

みーちゃんの興味は養殖<研究ってやつね。

「うるさいなぁ。お姉ちゃんには関係ない。」(みーちゃん)

…コラコラッΣヽ(゚∀゚;)!!

図星だからってイラついて反抗はいただけないな。あと確かに百音は”関係ない”とも言えるけどそこで線引きするのはお姉ちゃん傷つくよ。

「関係なくはないよ。」(百音)

「じゃあ何。お姉ちゃんがおじいちゃんのカキ継ぐ? 継げる?」(みーちゃん)

・・・うーん、その攻め方は卑怯だよ( ˘•ω•˘ )

継げるわけないじゃん。百音には経験もないし自分の目標は他にあるんだから。
家業を継がない=家業に口出すなってのはちょっと乱暴だと思う。

「わたしには出来ない。」(百音)

ここで適当に誤魔化した返事をしないのが百音のいいところ。

「お姉ちゃんはいいね。」(みーちゃん)

自分の本当にやりたいことを見つけて。それを仕事にして地元へ戻ってきて。
好きな人とも仲良いし。気持ち通じ合ってるし。結婚もしようと決めてる。

・・・確かに羨む気持ちはわかる。でも、そこらへんでやめといた方がいい気がするな~。

「最高だよね。全部順調じゃん。全部持ってんじゃん。わたしの気持ちなんかわかるわけない。」

・・・あぁぁぁぁ言ってもうた😣

部屋から出て行こうとするみーちゃんを止めて。思ってることを全部言ってと話す百音。

「わたし何を選んだらいいの。研究?家の仕事?亮くん。」(みーちゃん)

頭の中がぐちゃぐちゃで切羽詰まってるみーちゃんの気持ちはわからんでもないけど。

・・・全部選んで掴み取ったらいいじゃんと思った自分が能天気なのか。

そりゃ全て同時進行で100%力を入れるのは無理だろうけど。

だからといって研究or家の仕事or恋愛、どれか1つしか選べないもんか?

みんな苦しい

重苦しい夜が明けましての朝。気嵐が出てるのを見に朝早く出掛けようとした百音。
居間にはケースに入ったサックスをじっと見つめる耕治さんの姿。

「お父さん、吹けばいいのに。」(百音)

そうです。百音だけじゃなく耕治さんも音楽を封印してるんだよね。

「決めんのは自分だ。でも、俺の決断は正しかったのかなぁ。」(耕治さん)

音楽とか。経済とか。間違ってない。ただ・・・そこで話を切り上げた耕治さん。

自分がもし永浦水産を継いでいれば。今こうやって亜哉子さんやみーちゃんが悩むことはなかったのかもしれない。そう思っちゃうんだろうね。(耕治さんは家業が嫌だったわけじゃないと明言もしてるし)

しかし。ここに来て耕治さんのこの迷っている姿は。ひょっとすると銀行員を辞める選択肢もあったりするんだろうか😱??

まとめ

永浦水産の将来をめぐって今日はなかなかしんどい話だった😣

皆が誰かのためを思って迷ったり悩んだり。

百音も相変わらず家業の話になると容易に入って行けない立ち位置だし。

そして亜哉子さんが学校の先生を辞めたのにはかなり深刻な理由がありそうだ。めっちゃ言い淀んでたし。こちらも気になる・・・。

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